鎌倉生涯学習センター(鎌倉市小町1)で8月19日・20日、鎌倉の市民活動を広報し親睦を深める「かまくら市民活動フェスティバル」が開かれる。主催は鎌倉市民活動センター。(湘南経済新聞)

 フライヤーを手にする西畑さん。「鎌倉のさまざまな団体、面白い人と出会うチャンス」

 19回目となる同フェスのテーマは「鎌倉の市民活動 これまでの50年、これからの50年」。今年は、日本でのナショナルトラスト運動の先駆けとなった環境保全活動がきっかけで制定された古都保存法制定からちょうど半世紀。「秋には市民活動推進条例が制定される予定で、今後の市民活動を方向付ける大切な年」と話すのは同センターの西畑直樹さん。「鎌倉らしいまちづくりを、未来に向かって市民の皆さんと一緒に考える機会を提供できれば」と続ける。昨年は5月に開き2日間で1000人が来場、今年も40団体が出展する。

 19日はホールで「あなたならどう生かす?市民活動推進条例」と題したシンポジウムや「古都の森と楽しい子育て〜このまちの未来へ、私たちができること〜」と題した映像上映とトークイベントを開くほか、市内のサークルが南米民族音楽やフラダンスなどを披露する。

 昨年はパネル展示などが中心だった地下1階では、ワークショップなど参加型イベントのスペースを拡大する。小学3年生以上を対象に、有線で遠隔から運転操作できるプチロボを組み立てる「プチロボを作って走らせてみよう!」は19日に本体の組み立て、20日に外装をデザインして競争する。20日は1階ロビーで県立七里ガ浜高校と北鎌倉女子学園の生徒による「ミニ茶会」を開く。

 両日とも開くのは、50年前と現在の鎌倉の風景を比べる今昔写真展、リサイクルバザー、名刺作成、似顔絵、表札書きなど。図書館をサポートする団体「図書館とともだち」による「TOTOMO古本市」は一般から持ち寄られた本を販売、売上金の一部を実行委員会や旧鎌倉図書館の保全・活用に役立てる。シャンプーなどの詰め替えパックを玩具のブロックに再生するというRecyCreation@鎌倉は花王が運営、企業によるブース出展は初めてだという。

 同センターは1998年に設立された公設民営の中間支援団体で、登録する378団体に、NPOやボランティア活動に関する情報を発信するほか、相談受付、セミナー開催などを行っている。

 西畑さんは「鎌倉は市のサイズに比べ市民団体がとても多い。どんな団体があり、どんな活動をしているのかだけでも見てみる価値はあると思う。もちろん市外の方にとっても鎌倉の場所、人、ものなど財産を活用したり知ったりするいいきかっけになれば」と話す。

 開催時間は10時30分〜16時30分。入場無料(お茶会やものづくりなど一部イベントは有料)。