富山の「書斎カフェ coconie(ココニ)」(富山市婦中町板倉、TEL 076-464-3540)が7月10日、リニューアルオープンした。(富山経済新聞)

 現在サロンスペースのギャラリーで展示中の楠塩子さんの作品

 仕事や勉強、読書や考え事に集中したり、息抜きしたりできる場所として2015年にオープンした同店。「時間を気にすることなく長居できる」とリピーターも多い。

 利用者が増え、混み合うことで問題が出てきたこともあり、今までよりさらに「一人の時間を大切にできるように」と今回、リニューアルに踏み切った。

 店主の廣瀬恵さんは「『いちいち』を大切に、手に触れるもの目に見えるものに手をかけ感覚を刺激するような場所づくりを心掛けた」と話す。

 リニューアル後は空間を「書斎」と「サロンスペース」に分け、シェア用のカウンターテーブルをなくすことで大幅にレイアウトを変更。個々のスペースを充実させた。

 「書斎」スペースは9つに仕切り、それぞれのブースに異なるテーマを持たせた。「観察する机」には自然・科学、「働く机」には暮らし・ソーシャルデザイン、「生きる机」にはアート・旅など、テーマにまつわる本や小物をディスプレー。Wi-Fiやコンセントも設置し、利便性と心地よさを兼ね合わせる空間を意識した。

 新しく設けた「サロンスペース」は、企画展示を行うニッチなギャラリーと、古書店「ひらすま書房」「古書玉椿(たまつばき)」「よこわけ文庫」による置き本棚があり、各店がセレクトした古本や新刊本が購入できる。

 コーヒーや紅茶、フレッシュジュースなどのドリンクとケーキのほか、ドリンクに150円増しでトーストとサラダ、カマンベールチーズの蜂蜜がけが付く「お寝坊モーニング」(10時〜12時)も提供。今後、軽食のメニューを増やす予定。8月からは席の予約も受け付ける。

 廣瀬さんは「新しい自分との出会いや発見のきっかけとなる場所になれたら。この空間を体感していただき、自分なりの自由な時間を過ごしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時〜22時。火曜・第4日曜定休。