「ヒスイ海岸」(朝日町宮崎)で8月4日から、首都圏在住の女子大生が企画する「海の家」が期間限定オープンする。(富山経済新聞)

 女子大生がデザインした今年のテーマの「虹」

 昨年に次ぎ展開する「ヒスイ海岸 海の家プロジェクト」の一環。昭和女子大学1年生13人と4年生6人が企画・運営を手掛ける。

 今年のテーマは「虹」。1年生の小野栞理さんは「富山県朝日町と東京の架け橋になるという思いがある。私たち19人はとても個性が強く、いつもにぎやかなので、テーマを通じて地元の人たちに伝えられたら」と話す。

 フードメニューは、朝日町産食材を使った商品を数多く用意する。「レインボーカレー」は、フィールドワークに参加した女子大生が、朝日町内の農家で苗植え、収穫した野菜を使う。米は古代米、スパイスは朝日町でハーブティーやスパイスを扱うカフェ「ヒュッゲ」の物を使う。このほか、塩焼きそば、タピオカジュース、おつまみ、ドリンクも販売する。

 8月5日・6日夜には、砂浜で「星空のナイトシアター」(開始は日没後、開場18時、入場料大人1000円、中学生以下無料)を開催するほか、ナイトシアター限定で「トマトラーメン」も販売する。

 5日は「モンスター・ホテル」、6日は「ANNIE/アニー」を上映する。小野さんは「ナイトシアターはクラウドファンディングで資金集めを行った。実際に朝日町に足を運ぶことができない方もたくさん参加してくださり、海の家とともに朝日町を活性化できれば」と話す。

 昨年の海の家の開催に携わった4年生の工藤菜穂さんは「学生も富山の人たちも初めての取り組みで、スムーズに物事が進むことが少なく、準備期間は辛いことが多かった。でもたくさんの人々に『来てくれてありがとう』『女子大生のおかげで今年の夏はすごく盛り上がった』との言葉をいただいた。地元の方からは不安の声、厳しい声もあったが、『朝日町を好きになってくれてありがとう』の言葉は私たち学生にとって忘れられない」と振り返る。

 小野さんは「暑い夏に負けない熱い思いで朝日町を盛り上げたい。多くの人に私たちのパワーを伝え、笑顔になれるよう頑張る。私たちの視点からヒスイ海岸を盛り上げることで、朝日町の魅力を再確認してほしい」と意気込む。「星空のナイトシアターを通じて、朝日町に住む420人の子どもたちに最高の夏の思い出を届けたい」とも。

 営業時間は10時〜16時。8月6日まで。