浦和美園駅の構内で毎月最終金曜日に、地元の農家や店が野菜や菓子などを直売する「みそのいち」が開かれている。 (浦和経済新聞)

 地域の人たちでにぎわう「みそのいち」の様子

 主催は、地域の発展や成長を推進している「美園タウンマネジメント」。東京都心と直結する埼玉高速鉄道線の始発駅のある浦和美園地区は、都市開発が進み不動産でも注目を浴びているエリア。同イベントは「地域密着型マルシェ」と呼び、地域住民のコミニュニティー形成を図る取り組みとして昨年5月から開催している。地元で採れた旬の野菜や果物、切り花、苗木、洋菓子など約10店が出店し対面販売する。

 同イベント担当者の中楯明宏さんは「1年がたってイベントも定着しつつある。生産者が直接やり取りして販売し、来場者と触れ合う姿が見られてにぎやかなマーケットになっている。苗木の育て方を聞いたり野菜の調理方法を聞いたりする人もいた。普段の店にも足を運んでいただけて地域のコミュニティーが活性化されているのでは」と期待を寄せる。

 地元農家の野菜を使ったおかずや仕出し弁当を宅配する「キッチンタンポポ」は、無添加・手作り菓子店「菓子工房HOCCO」と1つのブースで2カ月前から共同出店している。これまで、肉じゃがやメンチカツなどのおかずのほか、プリンや焼き菓子を販売した。キッチンタンポポの女性スタッフは「お客さまと直接話せるのが楽しい。イベントをきっかけに当店を知ってもらい、地域で育った旬野菜をたっぷり使って調理したおかずを届けたい。地域の高齢者や産後の母親、多忙で食事の支度が難しい人の力になれたら」と話す。

 次回は7月28日。