中浦和の「硝子工房ゆばな」(さいたま市桜区西堀3、TEL048-799-3058)で現在、自分だけの風鈴やコップを作成する「吹きガラス体験」を行っている。(浦和経済新聞)

 高温に注意しながら吹きガラス体験をする子ども

 イタリアの伝統的な技法にこだわり、色彩を組み合わせて線のような細かい模様を作り上げる作品で知られる、ガラス作家の渡辺ゆう子さんが2013年6月に開設した同工房。アトリエとして活用する傍ら、一般向けに吹きガラス体験を行っている。

 渡辺さんは「コップをはじめ、花器、小鉢も作ることができるが、今の時期は風鈴が人気。小学1年生から体験できるため、夏休みの自由研究にお薦め」と話す。
 
 子どものころからステンドグラスや砂浜にあるガラスの破片など輝くものが好きだったという渡辺さんは、富山ガラス造形研究所を卒業後、国内の工房勤務を経て、オーストラリア国立大学ガラス科に留学。その後、生まれ故郷に戻り工房を構えた。これまで数々の受賞歴を持ち、現在は百貨店などでも作品の展示や販売を行っている。

 渡辺さんは「水あめのようなガラスを竿の先に巻き付けて、風船のように何度か膨らませる。ガラスの素材が伸びたりしながら変わっていく様子も面白い。難しいのは、左右対称で薄い器に仕上げること。思うようにいかないが二つと同じものができないのもいい」と話す。

体験にかかる所要時間は約1時間。体験料は、風鈴1点=3,500円、コップなど1点=3.000円(2点=4.500円)。作品の完成までは約3日間かかり、郵送か直接受け取りかを選べる。

「ガラス作品を最初に作った時の感動は今でも覚えている。ガラス製品がどうやってできるかを、楽しみながら知ってもらえたら」と渡辺さん。

 営業時間は10時30分〜18時。月曜定休。予約はホームページで受け付ける。