80代になっても年1、2回のペースで富士山に登り続けてきた高鍋町上江の戸高典康さんが83回目の誕生日を迎えた20日、通算34回目の登頂を成功させた。同時に、今回初めて酸素ボンベの使用を余儀なくされるなど体力の限界を悟り、日本最高峰の山との戦いにピリオドを打つことも決めた。「こんなに苦しい登り下りはなかった。次に成功すれば35回の節目だが、未練はない。これだけ登頂を重ねることができたのは満足」とすがすがしい達成感に包まれている。