子どもたちの情報活用能力を育成するため、宮崎日日新聞社と国富町は16日、「小中学校における新聞活用に関する協定」を結んだ。小中学校での新聞活用に関して、県内自治体と宮崎日日新聞社による協定は初めて。学期ごとに設定した「国富町宮日新聞の日」に新聞を届け授業で活用するほか、記者などによる出前授業も実施する。
 8月4、5日に宮崎市で開催する「第27回NIE全国大会宮崎大会」(日本新聞協会主催)に合わせた取り組み。協定に基づき、宮崎日日新聞社は年3回、同町内の小中学校7校の全児童生徒らに新聞を配布。小学5年、中学2年生を対象に記者らが出向いて新聞の活用方法などを指導する。
 同町役場であった協定締結式では、中別府尚文町長が「新聞に親しむ機会が増えることで読解力や思考力、学力向上にもつながっていく」と期待。宮崎日日新聞社の河野誠司社長は「新聞を読むことで想像、読解、文章、集中、判断力の五つの力が培われる。小中学生がそうした力を育み、豊かで未来ある国富町に貢献してもらえれば」と述べた。