2019年に行われた金融リテラシーに関する調査から、正誤問題の結果について取り上げます。

正答率の全体平均が最も高かったのは「金融取引の基本」で、全体平均74.0%、最高が70〜79歳の78.5%、最低でも18〜29歳の67.6%でした。次が「外部の知見活用」で全体平均が65.6%でした。例えば、トラブルが起こった時にどこに相談したらいいかという問題がありましたが、これは日常生活から判断しやすかったかもしれません。

逆に正答率が低かった「金融・経済の基礎」は、全体平均が49.8%と唯一5割に満たない結果でした。例えば金利と債券価格の関係やインフレに関する問題が出されており、日常生活において実感する機会が少ないため難しかったと考えられます。

18〜29歳の正答率が35.7%だった「ローン・クレジット」は、ローンやクレジットを組む経験が少ないことも影響していると思われます。金利やクレジットカードに関する基礎知識は、多重債務等のトラブルを避けるためにも、身につけておきたいところです。

「家計管理」「生活設計」は全体平均が5割強であり、どの年齢層も難しかったようです。例えば、人生の3大支出の問題がありましたが、正解は「子の教育費・住宅購入費・老後生活費」です。もちろん、ライフスタイルによって個人差がありますが、一般的な支出の傾向を知ることは、「家計管理」や「生活設計」の検討材料として役立つと思われます。

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(提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント)