2022年1月14日に、iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)(銘柄コード:2649)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

新しいETF組成の思い

東証に上場している債券ETFは米国債ETFを中心に4,200億円(2021年11月末基準)まで拡大しています。

この背景として、日本国債の利回りが低下する中、相対的に利回りの高い米国債や社債に分散投資ができ、株式のような機動的な取引が可能であることに注目されてることが挙げられます。

そうした中で、この債券ETFのプロダクトラインナップを拡大したいと考えて、本ETFを組成しました。

新しいETFの特徴

本ETFが投資対象とするGNMAパススルー証券は、モーゲージ証券(MBS)に該当するものです。日本においては「モーゲージ証券」という言葉自体が聞きなれない用語ですが、米国における債券市場をみると、米国債に次ぐ市場規模です。

その背景として、米国では住宅ローンの貸し出しリスク分散の観点から住宅ローン債権の多くが証券化されており、重要な投資対象の一つとなっていることが挙げられます。この中で、ジニーメイ(GNMA)は連邦政府の米国住宅都市開発省(HUB)の下、全額政府出資で設立された米連邦政府機関であることから、米連邦政府による明示的な保証が付されています。

本ETFは、このGNMAパススルー証券の代表的な指数である「ブルームバーグ米国GNMAインデックス」に、為替ヘッジありで円ベースで計算された「ブルームバーグ米国GNMAインデックスTTM(為替ヘッジ有り、円ベース)」の動きに高位に連動する投資成果を目指します。

連動指標のパフォーマンス

<過去20年間(円ベース、円ヘッジ)>

出所:ブルームバーグ、ブラックロック、2021年9月末時点

パフォーマンスの特徴

GNMAパススルー証券は、政府機関であるジニーメイが元利金の支払いを保証しているため、米国債と同様の信用力を有すると考えられています。期限前償還リスク(※)の対価として、米国債に対するスプレッドを獲得しているため、米国債よりも高い利回りを期待することが可能です。

※住宅ローンの繰上返済等に伴い、GNMAパススルー証券が満期前に償還されるリスク

投資家の皆さまへ

直近の東証ETF市場では、国内の低金利環境を受けて相対的に利回りの高い債券に投資をするツールとして債券ETF対する需要の高まりがみられます。そうした中でi シェアーズ ETF 東証上場シリーズは、この「iシェアーズ ジニーメイMBS ETF」で国内最多の10本目のETFになりました。

米国債(短期・中期・長期)から米国・欧州社債など幅広いETFを上場しておりますので、株式ETFだけでなく、債券ETFにも注目いただければ幸いです。

弊社では、今後も投資家の皆様の顕在化したニーズのみならず、潜在的なニーズも汲み取りながら商品開発に努めていきたいと考えています。


【参考情報】

● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2649/T、Bloomberg:2649 JT Equity、Refinitiv:2649.T
(対象指標)
Bloomberg:BTSICPJH Index

● 対象指標の算出要領

https://about.bloomberg.co.jp/product/indices/bloomberg-fixed-income-indices/#/ucits

-> US GNMA TTM (JPY Hedged) -> Factsheet

※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
「ブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)」の著作権等について
「Bloomberg®」およびブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)は、Bloomberg Finance L.P.、および同インデックスの管理者であるBloomberg Index Services Limited(以下「BISL」)をはじめとする関連会社(以下、総称して「ブルームバーグ」)のサービスマークであり、ブラックロック・インクによる特定の目的での使用のために使用許諾されています。
iシェアーズETFについて、ブルームバーグは後援、支持、販売、または宣伝するものではありません。ブルームバーグは、一般的な証券への投資の推奨可能性または特にiシェアーズETFへの投資の推奨可能性について、iシェアーズETFの所有者もしくは相手先に、あるいは一般の人々に、明示、黙示を問わずいかなる表明、保証も行いません。ブラックロック・インクとブルームバーグの唯一の関係は、特定の商標、商号、サービスマークの使用許諾、およびブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)の使用許諾であり、これは、ブラックロック・インクまたはiシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)を考慮せずに、BISLが決定、構成、計算します。ブルームバーグはブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)を決定、構成、もしくは計算する際に、ブラックロック・インクまたはiシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)の所有者のニーズを考慮する義務はありません。ブルームバーグはiシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)の発行時期、発行価格、発行数について責任を負わず、それに関与していません。ブルームバーグは、iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)の管理、マーケティング、または取引に関して、iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)の顧客(これらに限定されません)に対し、いかなる義務、法的責任も負いません。
ブルームバーグは、ブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)もしくはそれらに関連するデータの正確性および/または完全性を保証するものではなく、それに関連する過誤、不作為、または中断に対して一切の責任を負いません。ブルームバーグは、ブラックロック・インク、iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)の所有者、もしくはその他の個人または法人がブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)、またはそれに関連するデータを使用したことで、獲得する結果について、明示的にも黙示的にもいかなる保証も行いません。ブルームバーグは、ブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)もしくはそれらに関連するデータについて、特定の目的もしくは使用に対する商品性または適合性に関する明示的、黙示的な保証を行わず、あらゆる保証を明示的に否認します。上記を制限することなく、法律で最大限に許される限り、ブルームバーグ、そのライセンサー、およびそれぞれの従業員、請負業者、エージェント、サプライヤー、ベンダーは、iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)、ブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)またはそれらに関するデータまたは値について、過失、その他によるかにかかわらずその可能性について知らされていた場合でも、直接的、間接的、結果的、偶発的、懲罰的、またはそれ以外の被害または損害について法的責任もしくは責任を負いません。