「平成」が終わり、新元号「令和」の始まりと、前代未聞の10連休、かつて誰も経験したことのない歴史的瞬間が起こる。しかし、祝賀ムードの一方で、生活に不安な部分も少なくない。たとえば大型連休中の診療はどうなるのだろうか。

 厚生労働省は各都道府県に、医療機関の休診日を調整するよう通達を出している。子供の急な発熱や思いがけないけがをした時は、どう対処したらよいのか。医療ジャーナリストの増田美加さんはこう話す。

「市区町村のホームページや回覧板などで、連休中も開いている診療機関や調剤薬局の情報を公開しています。医療機関案内サイトで確認するほか、救急相談センター『#7119』に電話するのも手。長期休暇は医療機関も人手が少なくなりますから、無駄な救急車は呼ばないよう気をつけて」

 医療法人社団双壽會秋津医院院長の秋津壽男さんもこうつけ足す。

「旧カレンダー通りに4月30日、5月1〜2日は診察するという病院も一定数ありますから、心配しすぎなくて大丈夫です。また、改元しても病院ではカルテの表記が変わるくらいで、診療報酬が変わるようなことはありません。治療費や薬代も平成のままです」

 介護の場合はより計画性が求められそうだ。介護評論家の佐藤恒伯さんが言う。

「デイサービスやショートステイは、利用希望者が殺到して、連休直前になるとほぼ予約は取れないでしょう。普段サービスを利用していない人ほど、休日に混むことに気づきにくいもの。早めの対策がマストです」

 充分な下調べによる心のゆとりが、楽しい10連休につながる。

※女性セブン2019年4月18日号