貯蓄ゼロからたった5年間で1000万円貯めた主婦のゆきこさん(31才)は、同い年の夫と2人の娘(4才、2才)の4人家族で、2LDK、51平米のアパートに暮らすワーキングママ。「超ズボラ」がコツという“節約生活”が人気で、約14万人のフォロワーを持つカリスマインスタグラマーでもある。著書に『貯金0円からのゆきこの貯まる生活』(エクスナレッジ)がある。

 さぞストイックな清貧生活を送っているのかと思いきや、ゆきこさんの家には最新家電がずらりと並び、年に1回は家族旅行に出かける余裕もあるという。

「もともとは夫婦でお金にズボラだった」というが、そんなゆきこさん夫婦が家計を見直し始めたきっかけは、2015年に長女が誕生したことだった。教育資金や老後資金を確保するため、生まれて初めて家計簿をつけることにしたという。

「市販の家計簿を買ってみたのですが、支出の仕分けは細かいし、毎日記入しないといけないのが本当にめんどうくさかった。そこで、平日はレシートをポーチに入れるだけにして、土日のすきま時間などにカレンダー式の手帳に、使った場所と金額だけをまとめて記入するようにしました。このセットをリビングに置いておいて、“買い物をしたらとりあえずポーチにレシートを入れるだけ”というシステムにしたんです。これなら、疲れているときでもポイッと入れるだけだから、ストレスなく家計の見直しができるようになりました」(ゆきこさん・以下同)

 この“レシート投げ込み式家計簿”の手軽さと、ゆきこさんの“ある工夫”により、夫も少しずつ節約に協力的になっていったという。

「最近はレシートを撮影するだけで記録してくれる“家計簿アプリ”がありますが、私がそれを使わなかったのは、夫から見えるところで家計簿をつけられるから。居間でノートを広げて『家計簿つけなきゃ!』と“やってる感”を出すことで、夫の興味と共感を得ることに成功したんです(笑い)。

 月に1回、家計簿を締めた後の土曜日に、夫と“マネー会議”を開く。子供が寝静まってから、その月の収支を共有することで、“この買い物はムダだったね”“目標に〇〇円近づいたね”などと、翌月につなげる機会にしています」

 ここでいう「目標」とは、マイホーム購入や教育資金、老後資金などの長期的な目標に加え、「東京ディズニーランドに家族で行く」や「3年以内に家族でグアム旅行へ行く」といった短期的な目標もある。夫婦ともに時間と気持ちに余裕のあるタイミングで、おつまみとお酒を楽しみつつ、ゆるい雰囲気で団欒しながら会議するのも、ストレスをためないコツだ。

※女性セブン2020年4月30日号