様々な種類があるコンビニの惣菜パンの中で、特にボリューミーなのがメンチカツバーガーだ。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。

「惣菜パンは、だいたい300〜450kcalくらいのものが多いんですが、メンチカツバーガーは500kcal以上あります。これは、カロリー低めのパスタや弁当などと同じくらいの数字。単純にカロリーだけを見れば、一食分くらいあるということになります」

 そこで、安価で手軽に食べられるがっつり系のメンチカツバーガーとして、セブン-イレブンの『がっつり食べる!メンチカツバーガー』とローソンの『はみでるバーガー メンチカツ』を、マネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが実食比較する。

分厚くて具がぎっしり詰まったセブン-イレブンのメンチカツバーガー

 セブン-イレブンの『がっつり食べる!メンチカツバーガー』は、税込み190円。1食あたりのカロリーは533kcal。バンズを含めた重さを計測したところ、162gだった。

「バンズはとても柔らかくふんわりしていて、食べやすいです。牛肉を使ったメンチカツはかなり厚めで、具もぎっしり詰まっています。適度な固さがあって、食べごたえは十分です」(記者A・以下同)

 ソースの味や、ボリューム感はどうだろうか。

「揚げ物のソースということで、こってりしたものをイメージしていましたが、意外とあっさりしています。からしマヨネーズも使っているんですが、そこまでからしのインパクトは強くありません。ボリューム感の割に、味は全体的に薄めな印象です。そのせいもあってか、結構なボリュームでも、最後まで飽きずに食べられました。ただ、やはり結構お腹いっぱいになります」

揚げたバンズが香ばしいローソンのメンチカツバーガー

 ローソンの『はみでるバーガー メンチカツ』は税込み145円。1個あたり530kcalだ。バンズを含めた重量は175gだった。

「その名の通り、バンズからメンチカツがはみ出ていて、ものすごいインパクトです。バンズは揚げパンで、その分、油っぽいと感じる人もいるかも知れませんが、揚げ物ならではの食べごたえは存分に楽しめると思います」

 セブン-イレブンの『がっつり食べる!メンチカツバーガー』はビーフメンチカツを使用しているが、ローソンの『はみでるバーガー メンチカツ』のメンチカツは、鶏肉を使用している。

「メンチカツは、セブン-イレブンほど厚くはなく、柔らかめです。意外とがっつり感は控えめで、食べやすい。一方で、ソースは結構甘め。からしマヨネーズなどを使っていないので、ソースの味がダイレクトに口に入ってきます。あと、揚げたバンズの香ばしさもあって、好きな人にはたまらないでしょう」

 ボリューム的にも申し分ない。

「こちらもセブン-イレブンと同様、ボリューム感はバッチリ。ファストフード店の大きめのハンバーガーくらいの満足度はあると思います」

ファミマは小ぶりで甘みの強いソース

 さらに、セブン-イレブンとローソンに比べると少し小ぶりだが、ファミリーマートでも『メンチカツバーガー』(税込価格158円)を販売している。こちらの1個あたりのカロリーは377kcal。バンズを含めた重量は135gとなっている。

「セブンとローソンのメンチカツバーガーに比べると、1周りか2周りくらい小さい印象ですが、しっかりバンズからメンチカツがはみ出ています。ボリューム的には“がっつり系”というよりは、小腹が空いたときにおやつ的な感覚で楽しめると思います。甘みの強いソースはとてもおいしいです」

料金の違いは原材料費の差?

 ちなみにセブン-イレブンの『がっつり食べる!メンチカツバーガー』は162gで533kcal、ローソンの『はみでるバーガー メンチカツ』は175gで530kcalと、ボリューム的にはほぼ同じくらいだ。しかし、その価格はセブン-イレブン『がっつり食べる!メンチカツバーガー』が190円、ローソン『はみでるバーガー メンチカツ』が145円と、少し差がある。小浦氏が説明する。

「セブン-イレブンの方がビーフを使っていて、ローソンの方が鶏肉を使っているということで、単純に原材料費の差が値段に反映されているということでしょう。そうしたこともあり、一概に比較することはできませんが、コストパフォーマンス的にはやはりローソンの方が上だと感じます。でも、そもそも1人前400〜600円くらいするパスタや弁当などと同等のカロリーを100円台で摂取できるという意味では、メンチカツバーガーはかなりコスパの良い商品といえそうです。金欠時などに節約してお腹を満たしたい時には、良いかもしれません」

 コスパの良いランチとして、コンビニのがっつり系メンチカツバーガーを選んでみるのもいいかもしれない。