時代の変化とともに、保険の種類も多様化している。たとえば電子マネーの決済やネット宅配注文まで、いまや生活に欠かせないスマートフォン。スマホ自体が壊れたら、修理代は1万〜2万円はザラにかかる。だからこそ、スマホ自体に保険をかけておくという考え方も出てくるだろう。

 たとえば、justInCase(ジャストインケース)の「スマホ保険」なら、月々200円〜の保険料を払えば、画面割れ、水濡れ、盗難紛失などの補償をしてくれる。アプリを入れればスマホで契約が完結する手軽さで、iPhoneなら5s以降、AndroidならOS6以降でGoogleがサポートしている端末が対象だ。

 加入から4か月目以上は「丁寧に使っていた」ということで、保険料が平均30%割引になる。格安SIMのスマホにも対応しているので、スマホ料金を抑えつつ、万が一のときに修理代も抑えることができる。

 多様化しているのはスマホ保険だけではない。一般的に保険料の負担を抑えたいというニーズも根強いが、負担が少ない保険として、注目されているのは「後払い」のものだ。

 ジャストインケースが2020年1月に発売した「わりかん保険」は、毎月一定額の保険料を支払う従来の保険とは違い、加入者の誰かに保険金の支払いが発生したときに、その他の加入者全員が“割り勘”で保険料を支払う“後払い”制。いまはがん保険のみで、がんと診断されたときに一律80万円の保険金が受け取れる。

 たとえば、加入者が1万人なら、2人ががんになると、80万円×2=160万円の保険金となり、これを割り勘して管理費(30%)を加えて、ほかの加入者が支払う保険料は1人229円になる。ジャストインケース代表の畑加寿也さんが説明する。

「月々の保険料は年齢層ごとに上限を設けています。若年層(20〜39才)が500円、中年層(40〜54才)が990円、高年層(55〜74才)が3190円とがんの発症リスクに応じて設定しています」

 もしもに備えて、負担の少ない保険を選ぶという選択肢は、これから注目を集めるだろう。

※女性セブン2021年1月21日号