新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、フリマアプリを利用する人も増えている。お家時間を快適にするために部屋の片づけをして、出てきた不用品をフリマアプリで売っているというのだ。コロナ禍の今こそが、フリマアプリ始める絶好の機会とも言える。

 初めてフリマアプリで出品する際、まず重要なのが“プロフィール”だ。フリマアプリでは、出品者が名前(取引場で使用するはンドルネームで、本名でなくてよい)と簡単なプロフィールを登録する必要がある。買い手は出品者のプロフィールをまずチェックして、質の悪いものを売っていないか、対応がよいかなどを吟味する。売る時のコツについて、フリマアプリの達人・中野有紀子さんが話す。

「初心者なら、のちのトラブルを避けるため『初心者です』と正直に書いた方がいい。丁寧さを感じるあいさつ文、年代、対応可能な時間帯やライフスタイル、どんなものを出品しているかをきちんと書きましょう。プロフィール写真と名前は頻繁に変えると信頼感が薄れるので、一度設定したらできるだけ変えないのが吉です」

 ライフスタイルを書くのは、フリマアプリでは、買い手から「発送はいつになりますか?」「値下げできますか?」といった質問が寄せられることがあるからだ。ネット古物商を営む、リサイクルアドバイザーでネット販売講師の泉澤義明さんが語る。

「“仕事があるので対応するのは夜が多いです”など、買い手が気にしそうなことはすべて書いておくのがいいでしょう。ほかにも、“たばこは吸いません”“ペットを飼っています”といった情報も添えておくと、においを気にする人や動物アレルギーの人にも配慮していることが伝わり、好感を持たれます」

 買い手が最も注目するのは、やはり商品の写真。洋服ならクリーニングに出すなどして清潔な状態であるのは当然だが、川崎さんは、クリーニングのタグがついているかどうかより、写真の見た目がきれいかどうかの方が重要だと話す。きれいな写真を撮るコツを中野さんが話す。

「背景はゴチャゴチャさせず、白い壁などをバックにするか、テーブルの上で撮るのがおすすめです。自然光の入る場所で、正面やサイドから光を当てるときれいに立体感が出ます。壁掛け時計などは実際に壁に掛けた状態、ネックレスはハンガーに服と一緒にかけるなど、使っている様子をイメージできるカットがいい」

 プロフィールと同様、写真も“誠実さ”がポイント。傷や汚れがあったとしても、その部分をアップで撮ったものを載せた方がいい。

「多少の傷みがあっても、“それでも欲しい”“これくらいなら自分で直す”という人が必ずいるからです。服なら、襟や袖まわりなど、細かい部分まで撮るようにしましょう」(泉澤さん)

 ファスナーがあるなら開けた状態と閉めた状態の両方を撮影すると良い。フリマアプリに出品する際は、手に取れない分、お互いが気持ちよくやり取りできるよう、商品の状態を丁寧に伝えることを心掛けることが大切だ。

※女性セブン2021年2月11日号