美容やレジャーなどといった、生活必需品ではないものへの支出で節約しようという人は多い。しかし、実はそれが正しい節約術というわけではないというのだ。重要なのは、安く収めることではなく、存分に楽しむことだという。

 たとえば、旅行もそう。ケチって節約しても、満足することはできない。家計簿・家計管理アドバイザーのあきさんはこう話す。

「以前は“安宿に泊まってお土産もなし”という旅行を年4回していました。とにかく安くすることばかり考えていました。でもいまは、年間予算を決めた上で旅行を年1〜2回に絞り、その分、1回1回を豪華な旅行に。非日常的な旅の最中にお金の心配をせずにすむので、満足度が高く、いい思い出になっています」(あきさん)

 以下、美容・レジャーにまつわる節約術を紹介しよう。

1000円カットは高くつく:満足度の高い仕上がりの方が無駄遣い防止になる

 身だしなみに関しても無理に節約しない方がいい。

「私はこれまで月1回、1000円カットを利用していましたが、いまは3か月に1回5000円程度のカットに行っています。高くなりましたが、仕上がりが満足! 身だしなみに不満があるとストレスで衝動買いをしてしまうのですが、それがなくなり、出費が減りました」(あきさん)

株主優待券をGETするのに株を買う必要なし:金券ショップなどで優待券は入手できる

 株を買い、株主優待券でお得を享受する方法もあるが、株高のいまは賢明ではないという。

「ホテルや鉄道、レジャー施設などの“割引”が目的なら、金券ショップで購入を。優待券が売りに出されているので、必要な分だけ買って活用を」(節約アドバイザーの丸山晴美さん)

【プロフィール】
あきさん/家計簿・家計管理アドバイザー。3人の子供を育てつつ、ブログで家計診断も行う。著書に『スマホでもできる あきの新ズボラ家計簿』(秀和システム)。

丸山晴美さん/節約アドバイザー。小学生の子を育てつつ、ファイナンシャルプランナーとしても活躍。主な著書は『シングルママの「お金に困らない」本』(徳間書店)など。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2021年4月1日号