コロナ禍になって、2度目のゴールデンウィーク(GW)がやってくる。昨年は緊急事態宣言の真っ只中。「ステイホーム」の呼びかけのもと、おうち時間の過ごし方が話題に上がった。今年は「まん延防止等重点措置」の適用対象が10都府県に拡大され、昨年同様、外出自粛の「我慢のGW」となりそうだが、皆それぞれ、どんな過ごし方をするのだろうか。

 インテージが4月15日に発表した調査結果によると、昨年と同様、今年のGWも8割弱の人が「自宅で過ごす」と回答。一方で「ショッピング」を予定している人は、昨年に比べて12.6ポイント増の約3割に増え、コロナ前の2019年の水準に戻っている。次いで「運動」「外食」「帰省/非同居の家族・親戚が来訪/一緒に外出」と続いている。

 昨年、初めてのコロナ禍のGWの行動を踏まえたうえで、今年はどんな予定を立てているのか、生の声を集めてみた。

 広告業界で働く30代の女性会社員・Aさんは、昨年は「大掃除」に徹したGWだったという。雑然としていた部屋は機能的な収納を取り入れ、整理整頓された。しかし、「今は見る影もない」と自嘲気味に語る。

「また掃除するのもいいかなあ、と思っていますが、昨年ほど熱心にはやらないでしょうね。今までにないGWだから、家で普段はできないことをしようという思いが強すぎました。結局、片づけが習慣になっていないとすぐに元に戻ることを痛感しました」(Aさん)

 では、今年は何をする予定なのか。昨年と同様、外出は考えていないという。

「最近、動画系のサブスクに複数加入しているので、少し古めの映画をまとめて観ようと思っています。もともと、映画館だと集中できないタイプなので、家で1人で観る方がいい。いわゆる名作で、観ていないものもたくさんあるので、家に引きこもって観ようと思っています」(Aさん)

「オンライン飲み会はもういいかな…」

 IT業界で働く20代の男性会社員・Bさんは、昨年の今頃はNintendo Switchのゲーム『あつまれ どうぶつの森』とオンライン飲み会に夢中だった。外出できない中、生活に潤いを与えてくれていたという。

「昨年のGWはTwitterで、『あつ森』仲間の多くの人とつながれたし、ゲーム内で疑似的に大自然を満喫できて楽しかったです。初めて体験したオンライン飲み会は新鮮そのもので、学生時代の友人と飲み明かしました」(Bさん)

 しかし、緊急事態宣言が明けると、Bさんは『あつ森』にも飽きてしまい、放置。オンライン飲み会は「2〜3回やったら、もういいかな、という気がしました」と、こちらもご無沙汰だ。今年はコロナ太りが気になり出したため、『リングフィット アドベンチャー』で体を動かしつつ、『モンスターハンターライズ』をプレイする予定だという。

「運動不足なのに、食べ過ぎ&飲みすぎで太りました。『リングフィット アドベンチャー』を買ったので、GWからダイエットを開始しようと思いますが、それだけだと辛いので、好きな『モンハン』の新作もプレイしたい。食料とお酒を買い込んで、外に出ない準備をしようと思っています」(Bさん)

 メーカーに勤める20代の女性会社員・Cさんは、埼玉県から東京・目黒区に引っ越したばかりだ。昨年のGWは「家でお菓子作りに挑戦した」という。

「昨年は時間を持て余し、家で家族のためにお菓子作りをしていました。でも、一度作っただけで、その後は全然……。ケーキ型やバニラエッセンスなどは、完全に無駄になっています。もうすることはない気がしますね。

 今年はコロナで家賃が下がった物件があって、憧れだった目黒区に引っ越すことができました。お菓子作り? 絶対ないですね。昨年は小麦粉とか、製菓材料がことごとく売り切れていたのをよく覚えていますが、今年は私みたいに、飽きた人も多そうです」(Cさん)

 そんなCさんの今年のGWは、「散策」がテーマだ。

「桜の季節は終わりましたが、1人で目黒川沿いを散歩できたらと思っています。周辺にはお寺も多いので、そういうところを巡るのもいいかな。良い運動になりそうです」(Cさん)

 昨年同様、外出自粛のGWとなるが、昨年とはまた違った過ごし方を模索している人たちは少なくないようだ。コロナ禍2度目のGW、あなたはどう過ごす?