おうち需要に後押しされ、さまざまなサブスクリプションサービス(サブスク。主に動画や音楽などの月額制サービス)が人気を集めている。中でも月額500円の「Amazonプライム」や月額990〜1990円の「Netflix」などが加入者数を伸ばしている。

 だが、オリジナル作品やマイナー作品を求めているのでなければ、ほとんどの人はAmazonプライムで充分だという声もある。『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』の著者の井上はじめさんが言う。

「Amazonプライムは、年間契約なら4900円です。プライムビデオの約2万3000もの映画やドラマが見放題になるほか、音楽サブスクのAmazon Music Primeも利用できて、商品の割引きや配送料無料、翌日配送などの配送特典も多い」

「毎月一定額を支払って、使い放題」のサービスは、近年は書籍や雑誌にもある。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが言う。

「『楽天マガジン』なら楽天ポイントで、『dマガジン』ならdポイントでも月額料金の支払いができて、毎月電子版雑誌が読み放題になります」

 書籍や雑誌だけでなく、新聞の定期購読も電子がお得だ。紙から電子にすると、朝日新聞なら400円、日経新聞なら700円近く安くなる。さらに、交通手段も“サブスク”に切り替えられる。

「東京五輪の開期中、選手村で2か月間働いていました。電車なら月4500円もかかるところ、月会費2200円のシェアサイクルを通勤に使っていたので、交通費を大幅に抑えられました」(井上さん・以下同)

 シェアサイクルはすでに全国で230以上の地域で導入されており、今後ますます増える見込みだ。

 井上さんは、あらゆる契約を1年に一度は必ず見直し、2年ごとに契約更新を検討しているという。

「24か月適用の新規割引きをしている契約が多いので、乗り換えの目安は2年です。21か月目くらいでスマホにアラートが出るようにして、その後1か月ほどかけて調べ、最もお得なサービスに乗り換えられるようにしています。

 毎月1000円以上の節約効果があれば、年間1万2000円、10年で12万円もの節約につながる。たとえ違約金があっても即断で切り替えるのがマイルールです」

 一日も早い契約の見直しが、きっとこの先何十年もの効果につながる。やらない手はないだろう。

※女性セブン2021年9月16日号