【雪道を走ってみた】スバルの4WD車「フォレスターSTI Sports」で行くウインタードライブが楽しすぎ!【使用レポート】の画像一覧
3月に入って、少しずつ東京は暖かくなってきましたが、まだまだ雪山で遊び足りないというひとは多いはず。
そんなアクティブ派に定番の冬クルマといえばスバルの4WD車! 先日、フォレスターSTI Sportsに試乗する機会を得たので、さっそく雪が降り積もった道路を目指してドライブへ出かけてきました!
今回試したのは「SUBARU フォレスター STI Sport」
2018年に発売された第5世代フォレスターに昨年加わったのがSTI Sportsです。
STIといえばラリーマシーンやツーリングカーなどモータースポーツで戦うクルマを生み出していますが、STI Sportsはそのノウハウが日常のドライブで楽しめるモデルです。
慣れていない雪道だからこそ信頼感のある4WDを選びたくなる
普段からクルマの運転はしていますが、非降雪エリアの住んでいるので雪道を運転するのは年に数えるほど。そんな雪道ペーパードライバーだからこそ、信頼感のある4WDで不安なく雪道を走りたいんです!
そんなビビりな私でしたが、フォレスターSTI Sportsなら雪景色を楽しみつつ安心してドライブを楽しむことができました。
荒れた路面の登坂でも路面を蹴って余裕で駆け上がる
慣れとは怖いもので、しばらく雪道を走っていると4WDじゃなくてもスイスイ行けたかも、なんて思っていましたが交通量の減った山道にさしかかると途端に不安が高まりました……が問題なし!
スキー場までの最後の数百メートルが不整地でこの道通っていいの?みたい道なき道でも、フォレスターSTI Sportsはしっかりと路面を蹴って登ってくれました。
サブモニターでは勾配や4輪の作動状況を確認できます。雪景色だと路面の勾配が一瞬わからなくなることがあるのでうれしい装備ですね。下り坂だとスピードも出やすいのでこまめにチェックしていました。4輪の駆動状況もモニタリングできます。
ちなみにドライブモードは「NORMAL」「SNOW DIRT」「D.SNOW MUD」の3つからセレクトできます。
モードの違いを試す気満々でしたがノーマルモードのまま難なく駆け抜けてしまい、使うタイミングを逃したまま都内へ帰ってきてしまいました。。
悪路走破性だけじゃない、コンビカラーの上質インテリアにも注目!
ボルドーとブラックを組み合わせたナッパーレザーシートはSTI Sportの専用装備。座り心地はもちろん、肌触りも抜群にいい。走りだけではなく上質さも魅力なのです。
ラゲッジスペースの開口部は広くスクエアなので使いやすさも良好。後席は分割可倒式なので、スキー板などの長物も車内へ問題なく積み込めます。
STIチューニングの専用ダンパーを装着して走りに磨きをかけたフォレスターSTI Sports。SUVなので車高はセダンより高めで視界は良好ですが、その分フラつきやすい。しかし、その点はSTIチューニングでしっかりと抑えられていて操縦安定性が高く、高速道路も気持ちよく走ることができました。
悪路走破性は抜群で高速道路も得意。加えて上質なインテリアとたっぷりのラゲッジスペース。さらにスバル自慢のアイサイトも搭載となれば、ウインタースポーツを楽しみたい人がクルマに求める全ての機能を持ったモデルなのでは、と試乗して大いに感じました。
SUBARU フォレスター STI Sport ¥3,784,000
お問い合わせ:SUBARU お客様センター TEL:0120-052215
[主要諸元]全長×全幅×全高(mm):4640×1815×1715 エンジンタイプ:水平対向4気筒1.8L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボ 総排気量:1795㏄ 最高出力:130kW(177PS)/5200-5600rpm 最大トルク:300N・m(30.6kgm)/1600‐3600rpm トランスミッション:CVT(リニアトロニック) 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 燃料消費率(WLTCモード):13.6km/L
取材・文/MonoMax編集部 撮影/佐藤亮太