【スバルの高級SUV】「レガシィアウトバック」の改良モデル&特別仕様車“アクティブ×ブラック”の新設定が合わせて登場の画像一覧
スバルは高級志向のクロスオーバーSUV「レガシィ アウトバック」の改良モデルを発表した。「レガシィ アウトバック」は、安心感と快適性、積載性、質感の高い内装といった、クルマとしての本質的価値を磨き続けてきたスバルのフラッグシップ。「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトのもと、さらなる進化を遂げている。
また今回の一部改良では、同時に、特別仕様車「レガシィ アウトバック リミテッド EX “アクティブ×ブラック(Active × Black)”」を設定した。
新世代アイサイトやスマートリアビューミラーを採用
レガシィアウトバックはスバルのフラッグシップ クロスオーバーSUV。1995年に北米で誕生。現行型は2020年(日本仕様は2021年)に発売された6代目にあたる。北米市場からの要望に応えてレガシィの排気量拡大とボディの大型化を進めたことで、国内市場ではレガシィは適度なサイズ感のレヴォーグにスポーツワゴンとしての役割を譲ったが、そのクロスオーバーSUVモデルである「アウトバック」は高級志向のクルマ作りが受けて高い人気を誇っている。
現行型は低回転域から力強いトルクを発生する1.8L水平対向4気筒DOHCターボにリニアトロニックを組み合わせ、スバル自慢の4WDシステムを介して4輪を駆動する。
今回の改良では、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備。シャークフィンアンテナにカメラを内蔵したスマートリアビューミラーを採用し、ラゲッジルームの積載性能を確保しつつ視認性を高めた。
また、「Limited EX」の本革シート装着車にはシートベンチレーション/クッション長調整機構を追加している。
レガシィ アウトバックの改良により、フォレスター、クロストレック、ソルテラというスバルのSUVのラインナップは充実。さらにここに先日公開されたレヴォーグ レイバックが加われば、「4WDと言えばスバル」という印象はますます高まることになりそうだ。
なお、今回の改良については2023年7月に予告され、すでに先行予約の受け付けも開始されていた。
■スバル レガシィ アウトバック ラインナップ
Xブレイク EX ¥4,257,000
リミテッド EX ¥4,400,000
※パワートレーンは全車1.8L水平対向4気筒DOHCターボ+リニアトロニック+4WD
アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車
レガシィ アウトバックの一部改良と同時に、新たに追加設定された特別仕様車「リミテッドEX “アクティブ×ブラック”」は、アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えたモデル。
カタログモデルのリミテッドEXをベースに、専用色となるカシミアゴールド オパールのボディカラーを設定するほか、ブラック塗装のフロントグリル、フロントフォグランプカバー、ドアミラー、フロント&リアバンパーガード、18インチアルミホイール、ルーフレールを特別装備。
インテリアでは、シルバーステッチの撥水ポリウレタンシート、ハーマンカードン・サウンドシステム、開放感のあるサンルーフなども加えられる。
特別仕様「スバル レガシィ アウトバック リミテッドEX “アクティブ×ブラック”」スペック
全長×全幅×全高 4,870×1,875×1,675mm
ホイールベース 2,745mm
車両重量 1,690kg
エンジン 水平対向4気筒DOHCターボ
総排気量 1,795cc
最高出力 130kW(177PS)/5,200-5,600rpm
最大トルク 300Nm(30.6kgf・m)/1,600-3,600rpm
トランスミッション CVT
駆動方式 4WD
メーカー希望小売価格 ¥4,510,000(税込)
文/近藤暁史 写真/SUBARU