【大賞】ハーレーダビッドソン/X350 ¥699,800

【バイク オブ・ザ・イヤー】大賞は「普通二輪MT免許で乗れる“憧れ”の一台」に決定!注目ベスト4選の画像一覧

移動の自由に注目が集まった2023年。ひと口に乗り物と言っても、その多様化には目を見張るばかりだった。そんな注目のモデルの中から、乗り物に精通する識者が審査して、2024年に乗るべき最優秀モデルを決定した!

今回紹介するのは「バイク部門」。通勤に便利な125ccや依然人気の続くネオクラシカルデザイン、国内外問わずラインナップの充実した中型モデルなど大いに盛り上がりをみせた2023年のバイク界。果たして、見事大賞に輝いた一台とは!?

ミドルクラスのバイク選びが俄然楽しくなってきた!

「モーターサイクルジャーナリスト 鈴木大五郎さん」

豊富なレース参戦経験、国内外メーカーの試乗経験を持ち、主に二輪専門誌にて活躍中

モーターサイクルジャーナリスト 鈴木大五郎
豊富なレース参戦経験、国内外メーカーの試乗経験を持ち、主に二輪専門誌にて活躍中。

「nomadica代表 エッセイスト 小林夕里子さん」

バイクのある暮らしを女性視点で綴り、バイク×アウトドアのブランドも企画する

nomadica代表 エッセイスト 小林夕里子
バイクのある暮らしを女性視点で綴り、バイク×アウトドアのブランドも企画する。

「乗り物ライター 安室淳一さん」

バイク、自転車、eモビリティ等、年間100台を超える乗り物に試乗。本誌WEBサイトにも寄稿する

乗り物ライター 安室淳一さん
バイク、自転車、eモビリティ等、年間100台を超える乗り物に試乗。本誌WEBサイトにも寄稿する。

安室 通常運転に戻った2023年の二輪業界。原付二種とネオクラシカルデザインの人気は続いていますが、特に国内外問わず中型モデルのラインナップが増え、勢いもありました。

小林 私は「選択肢の多様化」が進んだ一年だったと思います。電動バイクの存在が身近になり、海外モデルもメジャーなメーカー以外の車両を見かける機会が増えました。バイクに乗り始めるには絶好のタイミングかもしれませんね。

鈴木 4輪のSUV人気にも似ているかもしれませんが、アドベンチャーモデルが強かった印象です。本格的なマシーンが続々と登場する反面、ホンダのレブルファミリーやGB350、ロイヤルエンフィールド等、性能的にもコスト的にも肩の力を抜いて走れるマシーンも人気でした。

安室 確かに時代の流れ的にハードルが低めの気軽に楽しく走れるモデルが合っているのかもしれません。また今回の大賞となったハーレーダビッドソン「X350」に関してはいかがですか?

鈴木 元ハーレーオーナーでハーレーショップでも働いていた身からすると少し複雑な心境ですが、乗ってみればしっかりといいバイクだと思います。いわゆるハーレーらしさは薄いかもしれませんが、先入観や偏った思い入れがない人にはそんなことは関係なく、面白く使えるマシーンだと思います。

小林 私のように小柄な体格のライダーにとって、海外モデルは大きすぎたり重すぎたりで憧れで終わることも多い。そんな中登場したX350はハーレーでありながら200㎏を切る車重とやや低めのシート高は夢のような良心設計。憧れのハーレーが憧れで終わらない時代がやってきましたね!

安室 こだわりの強い既存のハーレーオーナーの反応も気になりますが、個人的にはアリ。スポーティなルックスに回して楽しいエンジン、安心して乗れるファーストハーレー、気軽に使えるセカンドハーレーとしておすすめです。

【スーパースポーツ 大賞】399㏄エンジンからクラス超えの大パワーを発揮する「カワサキ ニンジャ ZX-4RR」

【スーパースポーツ 大賞】カワサキ/ニンジャ ZX-4RR KRTエディション
¥1,155,000

カワサキ/ニンジャ ZX-4RR KRTエディション
¥1,155,000
問い合わせ:カワサキモータースジャパン お客様相談室 TEL:0120-400819

250㏄クラスモデル並みのコンパクトなボディに、クラストップレベルを誇る399㏄の並列4気筒エンジンを搭載。ストリートはもちろん、サーキットでもパワフルな走りと軽快なハンドリングで爽快感を味わうことができる。[ 全長×全幅×全高=1990×765×1110㎜、シート高=800㎜、エンジン=水冷4ストローク並列4気筒、総排気量=399㏄、エンジン最高出力=57kW/14500rpm、燃料消費率(WMTCモード値)=20.4㎞/ℓ(クラス3-2)1名乗車時 ]

「この時代に400ccの4気筒モデルを出してくれたことを讃えたい。中高年を懐古主義に浸らせつつ、中身は現代的に進化。ツーリングにも使える汎用性の高さもある。そして若いライダーにこの世界観を広げた貢献度も大きい」(鈴木)

機能充実の液晶パネル、独自のリアサスを採用

【スーパースポーツ 大賞】カワサキ/ニンジャ ZX-4RR KRTエディション 機能充実の液晶パネル視認性に優れるフルデジタルTFT液晶インストゥルメントパネルを採用。ノーマルとサーキット2つの表示モードが選択可能となっている。

【スーパースポーツ 大賞】カワサキ/ニンジャ ZX-4RR KRTエディション 独自のリアサスを採用カワサキ独自のホリゾンタルバックリンクサスペンションを採用し、ショックアブソーバーのスプリングプリロードも調整可能としている。

【キャンプツーリング 大賞】積載力に優れ長距離ライドも得意な「スズキ Vストローム 250」

【キャンプツーリング 大賞】スズキ/Vストローム 250
¥646,800

スズキ/Vストローム 250
¥646,800
問い合わせ:スズキ お客様相談室 TEL:0120-402-253

スズキのアドベンチャーツアラー「Vストローム」シリーズの最小排気量モデル。扱いやすいボディに扱いやすく安定感のあるエンジン、また安心感が得られる優れた足つき性、そして優れた積載性を魅力とし、キャンプや長旅好きなライダーに大人気。[ 全長×全幅×全高=2150×880×1295㎜、シート高=800㎜、エンジン=水冷4サイクル2気筒/SOHC2バルブ、総排気量=248㏄、エンジン最高出力=18kW/8000rpm、燃料消費率(WMTCモード値)=32.1㎞/ℓ(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時 ]

「荷物の多いキャンプツーリング等を好む私の場合、“積載力”“長距離走っても疲れにくい乗り心地”“ソロツーリングにも不安なく出かけられる足つき性と取り回しやすさ”は重要。このバイクはその三拍子が揃っています」(小林)

個性を放つヘッドランプ、扱いやすくマイルドな乗り味

【キャンプツーリング 大賞】スズキ/Vストローム 250 個性を放つヘッドランプタフなアウトドアギアをイメージさせるヘッドランプリムと、レンズの造形と嘴のようなフロントフェンダーが個性と存在感を演出している。

【キャンプツーリング 大賞】スズキ/Vストローム 250 扱いやすくマイルドな乗り味搭載する248㏄水冷2気筒エンジンは、低中速域トルクを重点的に向上させ、力強さと扱いやすさを両立させるための最適化が行われている。

【ニューエントリーモデル 大賞】存在感あふれるネオクラシカル原付二種「ヤマハ XSR125」

【ニューエントリーモデル 大賞】ヤマハ/XSR125 ABS
¥506,000

ヤマハ/XSR125 ABS
¥506,000
問い合わせ:ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター TEL:0120-090-819

XSRシリーズのアイデンティティである“不変性を感じるスタイル”と“最新のコンポーネント”を融合させ、ネオレトロを継承したシリーズ最小排気量モデル。パワーユニットには軽快さと扱い易さを追求した124cc水冷単気筒エンジンを搭載している。[ 全長×全幅×全高=2030×805×1075㎜、シート高=810㎜、エンジン=水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒、総排気量=124㏄、エンジン最高出力=11kW/10000rpm、燃料消費率(WMTCモード値)=49.4㎞/ℓ(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時 ]

「ヤマハが新たに展開している125㏄シリーズ。その中でも人気の高いネオレトロなデザインとディテールへのこだわり、そして美しさから注目をされているのがこのモデル。スマートな街乗りを実現し、また所有感も満たしてくれる」(安室)

レトロと先進性が調和

【ニューエントリーモデル 大賞】ヤマハ/XSR125 ABS レトロと先進性が調和スッキリとした表情を見せるシンプルな丸型を採用したLCDメーターは、スピードをはじめとする様々な情報をマルチに見やすく表示。

【大賞】憧れのハーレーダビッドソンがぐっと身近に!普通二輪MT免許で乗れる中型モデル

【大賞】ハーレーダビッドソン/X350
¥699,800

ハーレーダビッドソン/X350
¥699,800
問い合わせ:ハーレーダビッドソン ジャパン カスタマーサービス TEL:0800-080-8080

200㎏を切る軽量&コンパクトなボディに幅広いシーンで走りを楽しむことができる353㏄のエンジンを搭載。スタイリングはフラットトラックマシンXR750のデザインをインスパイアしたアクティブ&スポーティなスタイルとなっている。[ 全長=2110㎜、シート高=777㎜、エンジン=水冷パラレルツイン、総排気量=353㏄、エンジン最高出力=27kW/8500rpm ]

回す楽しみがあるエンジン、安心感のある足つき性

【大賞】ハーレーダビッドソン/X350 回す楽しみがあるエンジンパワーユニットは353㏄の水冷直列2気筒エンジン。力強いトルク感というよりもしっかりと回すことで楽しいフィーリングが得られる。

【大賞】ハーレーダビッドソン/X350 安心感のある足つき性777㎜の低めのシート高設定となっていて、実際に曲がってみる(身長172㎝)と両足のかかとが着地して、安心感は十分。

取材・文/安室淳一 撮影/山本佳吾