2022年5月17日、アウディ ジャパンはプレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズに、2L直4ディーゼルターボエンジン「TDI」を搭載したモデルを発表。同日より販売が開始された。

パワーと燃費を高次元で両立する2.0 TDIエンジン

アウディのSUV「Qシリーズ」の中で、もっともコンパクトなサイズの「Q2シリーズ」。ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えたプレミアム感が持ち味だ。

2017年4月にデビューし、2021年2月には新開発1.5TFSIエンジン(ガソリンターボ)の搭載をはじめ、エクステリアやインテリアなどのマイナーチェンジが行われたが、今回そのラインナップに、2.0TDIエンジン(ディーゼルターボ)搭載モデルが新たに加わった。

2.0TDIの最高出力、110kW(150ps)は1.5Lガソリンターボエンジンと同じ数値だが、一方の最大トルクは340Nmと90Nmも大きい。コモンレール式燃料噴射システムをはじめ、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)やSCR(選択触媒還元)システムなど排出ガスをクリーンにするシステムを導入、日本の排出ガス規制をクリアしつつ17.8km/L(WLTCモード)の低燃費を達成している。トランスミッションは、1.5TFSIエンジン同様に7速DCT(Sトロニック)が組み合わされる。

TDIモデルのエクステリアは、往年の「アウディスポーツクワトロ」をオマージュしたボンネット先端の3分割スリットや、薄型の8角形のシングルフレームグリル、シャープなデザインのLEDヘッドライト、開口部を拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れたリアバンパー、大型ルーフスポイラーに、新デザインのリアディフューザーなど、2021年のマイナーチェンジ(MC)に則ったものとなっている。

グレードの違いによる個性の際立たせ方も変わりない。「アドバンスド」ではアンダーガードをシルバーとし、ホイールアーチエクステンションやサイドシルなどにはコントラストペイント(マンハッタングレーメタリックのみ、ボディカラー同色)が施される。対する「Sライン」では、それらがすべてボディ同色(アップルグリーン、アローグレー選択時は、マンハッタングレーメタリックのコントラストペイントの選択必須)となる。

なお、「Sライン」にはマトリクスLEDヘッドライトダイナミックターンインディケーターが新たにオプション設定されている。

インテリアもMCが踏襲され、新デザインのシフトレバーや、水平基調のダッシュボードと宙に浮かぶようなセンタークラスター、円形の4つのエアベントが配され、メーターパネル内には、12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットが採用される。加えて、MMIナビゲーションシステムやAudi connect、アウディスマートフォンインターフェイス等、利便性の高いインフォテインメントシステムがオプションとして選択できる。

先進運転支援機能では、ドライバーアシスタンスシステムとして「プレセンスフロント」が全モデル標準装備されるほか、従来のアダプティブクルーズコントロールとアクティブレーンアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」や「ハイビームアシストなどが、オプションのコンビニエンス&アシスタンスパッケージ(ナビゲーションパッケージ選択必須)として用意されている。

アウディ Q2シリーズ ラインナップ

35 TDIアドバンスド(2Lディーゼルターボ+7速DCT/FF):418万円
35 TDI Sライン(2Lディーゼルターボ+7速DCT/FF):455万円
35 TFSIアドバンスド(1.5Lガソリンターボ+7速DCT/FF):408万円
35TFSI Sライン(1.5Lガソリンターボ+7速DCT/FF):445万円

●アウディ Q2 35TDI Sライン 主要諸元

●全長×全幅×全高:4205×1795×1520mm
●ホイールベース:2595mm
●車両重量:1450kg
●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ
●総排気量:1968cc
●最高出力:110kW(150ps)/3500−4000rpm
●最大トルク:340Nm/1750−3000rpm
●トランスミッション:7速DCT(Sトロニック)
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量: 軽油・50L
●WLTCモード燃費:17.8km/L
●タイヤサイズ:215/55R17
●車両価格(税込):455万円