2022年9月11日、F1第16戦イタリアGP決勝がミラノ近郊のモンツァ・サーキットで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝、シーズン11勝目をあげた。2位にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。角田裕毅(アルファタウリ)は14位だった。

無敵フェルスタッペン、グリッド降格から完勝

規定数超過のパワーユニットエレメント交換によるペナルティで7番グリッドからのスタートとなったフェルスタッペンが、第15戦ベルギーに続いてそのハンデを感じさせない圧倒的なスピードを見せつけ、シーズン11勝目を飾った。

フリー走行で見せたレースペースの好調さからフェルスタッペンがどこまで素早く追い上げるかに注目が集まったレース序盤、追い上げのスピードは周囲の予想以上だった。

フェルスタッペンはスタートで早くも4番手に浮上すると、2周目のシケインで3番手へ、5周目にはラッセルをかわして2番手へ上がり、12周目のバーチャル・セーフティカー発動時にルクレールがタイヤ交換に入ったことで早くも首位浮上。そのままハイペースで25周目まで第1スティントを引き延ばし、第2スティントもルクレールが先にピットに入ったことで労せずして首位に復帰した。

フェルスタッペンは終盤のセーフティカー発動時にも、2ストップ戦略で追い上げを図っていたルクレールに対し大差を維持していたことで難なくソフトに交換して大過なし。レースはフェルスタッペン首位のままセーフティカー先導でフィニッシュとなった。

フロントロウからスタートしたルクレールとラッセルが2位、3位となり、4~6位にはグリッドペナルティ組のカルロス・サインツ、ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレスが並んだ。

シーズン5連勝となったフェルスタッペンは、レース後、「いいレースだった。すべてのタイヤコンパウンドで速くて、デグラデーションも少なかったからペースもコントロールできた」と満足気にコメント。これでランキング2位のルクレールとのポイント差はさらに広がって116点となり、早ければ次戦でドライバーズ選手権連覇が決まる可能性も出てきた。

その次戦第17戦シンガポールGPは、9月30日、マリーナベイ・ストリート・サーキットで開幕、10月2日に決勝が行われる。

●■2022年 F1第16戦イタリアGP 決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)53周
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+2.446s
3位 63 G.ラッセル(メルセデス)+3.405s
4位 55 C.サインツ(フェラーリ)+5.061s
5位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+5.380s
6位 11 S.ペレス(レッドブル)+6.091s
7位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+6.207s
8位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)+6.396s
9位 45 N.デフリース(ウイリアムズ・メルセデス)+7.122s
10位 24 周冠宇(アルファロメオ・フェラーリ)+7.910s
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14位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル )+1周
ファステストラップ: 11 S.ペレス(レッドブル)1:24.030

●■2022年 F1ドライバーズランキング(第16戦終了時)

1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)335
2位 C.ルクレール(フェラーリ)219
3位 S.ペレス(レッドブル)210
4位 G.ラッセル(メルセデス)203
5位 C.サインツ(フェラーリ)187
6位 L.ハミルトン(メルセデス)168

●■2022年 F1コンストラクターズランキング(第16戦終了時)

1位 レッドブル 545
2位 フェラーリ 406
3位 メルセデス 371
4位 アルピーヌ・ルノー125
5位 マクラーレン・メルセデス 107
6位 アルファロメオ・フェラーリ 52
7位 ハース・フェラーリ 34
8位 アルファタウリ・レッドブル 33