2022年4月22日、アウトモビリ ランボルギーニ ジャパンは、4月12日にワールドプレミアされたばかりのウラカンの最新モデル「ウラカン テクニカ」をお披露目した。(タイトル写真は、アウトモビリ ランボルギーニ ジャパンのダビデ・スフレコラ代表)

これが最後の「内燃機関のみのランボルギーニ」になるのか?

2021年のランボルギーニは、世界で8405台を販売、売上高は19億5000万ユーロ(約2670億円)に達し、売上高利益率も20.2%だった。これは、いずれも過去最高の数値だ。そんなランボルギーニは、2023年に初のハイブリッドモデルを発表し、2024年にはすべてのモデルをハイブリッド化する。そして2028年には、ランボルギーニ初のフルEV(バッテリー電気自動車:BEV)を導入する予定だという。

そんなランボルギーニの「内燃機関のみを搭載した最後のランボルギーニ車」になるのではないかと噂されているモデルが、今回日本でお披露目された「ウラカン テクニカ」だ。その名から想像できるように、ランボルギーニの最高技術が採用されている。

ウラカン テクニカ(以下、テクニカ)はRWD(後輪駆動)モデルだが、これまでの[ウラカン EVO RWD]と、公道も走れるレーシングカー[「ウラカン STO」]の中間的なポジションとなる。リアミッドに搭載される5.2LのV10エンジンは、STOのものと同じ640hpの最高出力と565Nmの最大トルクを発生する。組み合わされるトランスミッションは、7速DCTで、0→100km/h加速は3.2秒、最高速度は325km/h。後輪操舵も採用している。

エクステリアでは、全長はウラカン EVO RWDより6.1cm長く(全高と全幅は同じ)、そのシルエットはサーキット専用ハイパーカーの[「エッセンツァ SCV12」]のデイライト オープニングのラインからインスパイアされたものだ。ボンネットはカーボンファイバー製で、ブラックのY字デザインが特徴的なフロントバンパーにはシリーズ初のエアカーテンが組み込まれている。リアセクションも、新採用の垂直リアウインドー、新形状のボンネットやバンパー、六角形の新型マフラーなどが目をひく。

インテリアでは、デザインを一新したHMI(ヒューマン マシン インターフェース)を限定装備し、センターダッシュにはリアルタイム ディスプレイが備わり、スマートフォンへのリンクも可能だ。

他のランボルギーニ車と同様、パーソナライゼーションプログラム「アドペルソナム」によって、豊富なカラーとトリムのオプションを選ぶこともできる。テクニカの日本仕様は、2023年の第1四半期からデリバリーが予定されている。車両価格は明確には公表されていないが、約3000万円といわれている。

●■ランボルギーニ ウラカン テクニカ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4567×1933×1165mm(全幅はドアミラー除く)
●ホイールベース:2620mm
●車両乾燥重量:1379kg
●エンジン:90度 V10 DOHC
●総排気量:5204cc
●最高出力:470kW(640hp)/8000rpm
●最大トルク:565Nm(57.6kgm)/6500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きMR
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●最高速度:325km/h
●0→100km/h加速:3.2秒
●タイヤサイズ:前245/30R20、後305/30R20