ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、中央自動車道・双葉SA(下り)のグルメを紹介しよう。

甲府盆地の真ん中にある大型SA

東京から中央自動車道(以下、中央道)を西進。山の中の談合坂SAを越えて、ちょっと開けた大月も通過。さらに山を登りながら長い笹子トンネルを抜けると、そこは甲府盆地。山の中から一気に広がる開放感は、中央道ドライブの醍醐味のひとつと言えるでしょう。

そんな甲府盆地の真ん中にあるのが双葉SA(下り)です。敷地内には展望台があるだけでなく、レストランからも富士山の威容も望めるなど、気分も一新できる人気の休憩スポットです。また、下り線と上り線のSAが隣接しており、徒歩で行き来できるのも、このSAの特徴です。

レストランの「富士山テラス」は、富士山の眺望だけでなく、四季折々にあわせた飾りつけも見どころ。春には、15段のひな壇に200体以上のひな人形が飾られるほか、5月のこいのぼり、7月の七夕、夏のハワイ風、秋のハロウィン、12月のクリスマスなど、趣向を凝らしたディスプレイが楽しめるようになっています。

山梨自慢の食材を使った大人気のメニュー

そんな双葉SA(下り)のおすすめグルメが2つ、というか3つあります。ひとつは地元である山梨県のブランド食材を使ったグルメ。そして、もう2つが、SNS映えするコンビのメニューです。

まず最初に紹介するのが、レストラン「富士山テラス」で供される「甲州ワインビーフステーキ重」(1500円)。双葉SA(下り)では昔から人気があるド定番メニューです。「甲州ワインビーフ」とは、ワインの産地である山梨ならではのブランド牛のこと。ワインの搾り粕を飼料として育てることで、普通よりも赤身が柔らかくなるとか。双葉SA(下り)からも近い、甲斐市の小林牧場で飼育されています。

「甲州ワインビーフステーキ重」は、そんな自慢のお肉を焼いて、オリジナルのソースに漬けていただくというシンプルな料理。ところが、やっぱりというか、当然というか、「お肉がおいしい!」ことに感激。柔らかくて、ほんのりと甘い香りさえします。オリジナルのソースは、しょうゆをベースにレモンやニンニク・玉ねぎなどがたっぷりと入っていて、まるでジュレのよう。甘みと酸味が、牛肉の味わいを引き立ててくれます。ちょっとゼイタクな気分に浸れるはず。超ロングセラーというのも納得の逸品です。

赤と青の富士山をいただくSNS映えメニュー

もう一方のSNS映えするメニューが「赤い富士山カレー」(1100円)と「青い富士山カレー」(1100円)のふたつ。鮮やかな色合いが、SNS映えすること間違いなしです。

ちなみに、同じカレーでも2つの味は、まったく違います。「赤い富士山カレー」は、四川料理のスパイスである花椒(ホアジャオ)が使われており、痺れるような辛さが特徴。一方、「青い富士山カレー」は、桃の果汁とココナッツミルクを使った甘口のカレー。辛いのが苦手な人は青、そうでない人は赤を選んだほうがいいでしょう。窓越しにリアルの富士山を眺めながら、赤と青の富士山カレーをいただけるのも、双葉SA(下り)の富士山テラスならではの楽しみとなります。

まず外すことのない定番メニューと、カラフルな楽しいカレー。双葉SA(下り)には、守備範囲の広いレストランが待っていますよ。(文:鈴木ケンイチ、写真:鈴木ケンイチ/NEXCO中日本)

■中央自動車道・双葉SA(下り)

●営業時間
レストラン「富士山テラス」:11時〜21時(休日は7時〜21時)
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。