2022年11月25日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は、2022年に約14年ぶりに再開したモータースポーツ活動を2023年も継続し、モータースポーツを基点とした「もっといいクルマづくり」および、モータースポーツの裾野を広げる活動を通じたファンづくりに取り組んで行くと発表した。(タイトル写真はイメージです)

「モノ」と「コト」の両面から、ユーザーに寄り添うクルマ作り

現在のダイハツから「モータースポーツ」」というイメージを思い浮かべる人は少ないかもしれない。だが、かつてはさまざまなモータースポーツに参戦していた。モータースポーツの創世記だった1960年代には、1.3Lエンジンをミッドシップ搭載した小さなレーシングカー「P-5」で1968年の第5回日本グランプリでクラス優勝(総合でも10位)を果たした。

1979年から1993年まで15回にわたってサファリ ラリーに参戦し、1982年には参戦した3台の初代シャレードが全車完走してクラス優勝も果たし、「リトル ジャイアントキリング(小さな大物食い)カー」と評された。1992年にも参戦した4台の3代目シャレードすべてが完走し、クラス優勝はもちろん総合でも5-6-7位に入賞するという快挙を達成した。

そんなダイハツも、昨今はモータースポーツからすっかり手を引いていた。だが、グループスローガン「Light you up」のもと、ユーザーに寄り添い、暮らしを豊かにすることを目指し、「モノづくり」と「コトづくり」の両輪で、さまざまな取り組みを行う一環として、自動車補修部品や産業車両部品を扱うSPKとともに、2022年から約14年ぶりにモータースポーツ活動を再開した。

2023年は、トヨタ GAZOO レーシング ラリーチャレンジに全戦参戦予定

「モノづくり」としては、SPKの「Dスポーツ レーシングチーム」の活動支援を通じ、モータースポーツ競技における高負荷環境での使用、短期スパンでの改善活動などで、車両全体を見ることができる人材育成と、培った技術を量産車両にフィードバックすることで、もっといいクルマづくりにつなげていく。2023年は、トヨタ GAZOO レーシング ラリーチャレンジに全戦参戦を予定している。加えて、全日本ラリー選手権やWRC(世界ラリー選手権)への参戦、コペン以外の車両での参戦なども検討している。

「コトづくり」としては、モータースポーツを楽しむ人の裾野を広げることを目指し、ダイハツ車ユーザーであれば誰でも気軽にモータースポーツを楽しめる場として「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ 2022」をSPKと2022年8月に実施した。

2023年は、この「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ」を年4回開催(予定)することに加え、新たに軽自動車をはじめとしたエントリーカークラスでも気軽にモータースポーツを楽しめるイベントの開催をSPKとともに検討している。

コペンなどのダイハツ車オーナーでモータースポーツを体験してみたい人は、まずはこの「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ」からエントリーしてみては、いかがだろうか。

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