2021年3月27、28日に富士スピードウェイで行われた2回目のスーパーGT公式テストで、初日に36号車au TOM'S GR Supraの坪井翔がマークしたタイムが2日間の総合トップとなった。

開幕前の最後のテスト

2021年スーパーGT選手権の開幕戦は4月10・11日に岡山国際サーキット行われる。開幕戦を2週間後に控え、今シーズン2回目となるの公式テストが開催された。1回目のテストは岡山で、2回目となる今回は第2戦の舞台となる富士スピードウェイでの公式テストとなった。GT500クラス15台中13台がレギュラードライバーを揃えたが、前回の岡山テスト同様に1号車STANLEY NSX-GTが牧野任祐に代わり武藤英紀、37号車KeePer TOM’S GR Supraがサッシャ・フェネストラズに代わって阪口晴南を代役に立てている。

初日午前はMOTUL AUTECH GT-R

2日目の悪天候が予想されたため、初日は午前、午後とも走行時間を延長し2時間30分ずつのセッションとなった。午前中の序盤は36号車au TOM’S GR Supra、37号車KeePer TOM’S GR Supraのトムス勢が上位タイムをマークしていたが、終盤で23号車MOTUL AUTECH GT-Rが逆転しトップタイム。岡山では揮わなかったミシュランタイヤ&GT-Rのパッケージが高速コースレイアウトの富士スピードウェイで本領発揮か。

午後はGR Supraのワンツー

午後の走行は、1号車STANLEY NSX-GT、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraらが序盤からトップタイムを塗り替える走行を見せる。終盤のGT500専有走行で各車がタイムアタックモードとなると、36号車au TOM’S GR Supra、 14号車ENEOS X PRIME GR Supraがタイムシート1-2を占め初日の走行を終えた。

2日目はウエット&ドライ混じるコンディション

荒天が予想された2日目だが、午前のセッション開始前に降った雨はすぐに止み、気温は低いながらもほぼドライコンディションでの走行となった。前日のタイムには及ばないものの目まぐるしくトップが入れ替わり、一時は12号車カルソニック IMPUL GT-Rを始めとするGT-R勢がトップ3を占める場面もみられたが、最終的に午前の最速タイムを出したのは、岡山テストに続き16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯だった。そして午後のセッションでは23号車MOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリがこの日の最速タイムをマーク、2日間のテストを終えた。(写真提供:GTA)

GT500クラス 2日間総合結果

36号車 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)1分27秒760
14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)1分27秒949
23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)1分28秒192
17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)1分28秒287
39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)1分28秒293
19号車 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)1分28秒319
12号車 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)1分28秒371
8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)1分28秒386
1号車 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/武藤英紀)1分28秒431
37号車 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/阪口晴南)1分28秒464
38号車 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)1分28秒599
64号車 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)1分28秒652
16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)1分28秒709(2日目タイム)
24号車 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)1分128秒860
3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)1分29秒475(2日目タイム)