2021年8月29日、F1第12戦ベルギーGP決勝がスパフランコルシャンサーキットで開催されたが、レースは降り続く雨により、セーフティカーの先導走行のみで終了。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝となった。2位にはウイリアムズ・メルセデスのジョージ・ラッセル、3位にはメルセデスのルイス・ハミルトンが入った。

雨の影響で競争なく赤旗終了、ほぼ予選結果のままレース成立

シーズン後半戦の最初のレースとなるベルギーGPは、前日の予選以上のウェットコンディションとなり、セーフティカー先導でスタートはしたものの視界不良ですぐに赤旗中断。

その後、3時間近くの待機時間を経て、再びセーフティカー先導でスタートするも、やはりコンディションが好転することはなかった。

結局、レース成立の最小限の周回数をこなしたところで赤旗終了となり、レコナイサンスラップ(スターティンググリッドにつくまでの慣熟走行)のクラッシュでピットレーンスタートとなったセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)以外は、ほぼ予選順位のままで決勝順位が確定した。レース予定距離の75パーセントに満たなかったため、1位〜10位に与えられる獲得ポイントは通常の1/2となる。

視界が悪く、レースができる状態ではなかった

F1グランプリにはレースの最大時間は2時間という規定のほかに、レース開始予定時刻から最大3時間というルールがあり、なんとか再開を試みたが状況が好転することはなかった。

思わぬ展開で今季7勝目を挙げることになったフェルスタッペンは、「結果的に予選でポールポジションを取れたことがこの勝ちに繋がったけど、望んでいたかたちでの勝利じゃない。雨の中待ってくれたファンを称えたい」とコメント。

一方、ハミルトンは「5m先も見えなかったから、レースができる状態じゃなかった」と、選手権でのリードを削られる形となった中止決定にも納得の表情。これが初の表彰台獲得となったラッセルは、「チーム全員がこの結果に値する、ハードワークが無駄になることも多かったけど、今回、こうして表彰台に上がることができた」と笑顔だった。

なお、前戦ハンガリーGPのクラッシュでペナルティを科されたバルテリ・ボッタス(メルセデス)とランス・ストロール(アストンマーティン・メルセデス)は予選結果から5グリッド降格。また、予選Q3で大クラッシュを喫したランド・ノリス(マクラーレン・メルセデス)もギアボックス交換のため5グリッド降格。ペレスはマシンを修復してレースへ戻ることができたが19位に終わった。

次戦は3連戦の2戦目、第13戦オランダGPが、9月5日、ザントフォールト・サーキットで開催される。

●2021年F1第12戦ベルギーGP決勝 結果

1位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2位 63 G.ラッセル(ウイリアムズ・メルセデス)
3位 44 L.ハミルトン(メルセデス)
4位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)
5位 5 S.ヴェッテル(アストンマーティン・メルセデス)
6位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
7位 31 E.オコン (アルピーヌ・ルノー)
8位 16 C.ルクレール(フェラーリ)
9位 6 N.ラティフィ(ウイリアムズ・メルセデス)
10位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)
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15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
19位11 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)104

●2021年F1ドライバーズランキング(第12戦終了時)

1位 L.ハミルトン(メルセデス) 202.5
2位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 199.5
3位 L.ノリス(マクラーレン・メル セデス) 113
4位 V.ボッタス(メルセデス) 108
5位 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)104
6位 C.サインツ(フェラーリ) 83.5
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9位 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)54
13位 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)18

●2021年コンストラクターズランキング(第12戦終了時)

1位 メルセデス 310
2位 レッドブル・ホンダ 303
3位 マクラーレン・メルセデス 169
4位 フェラーリ 165
5位 アルピーヌ・ルノー 80
6位 アルファタウリ・ホンダ 72