千葉県警察は、2021年12月1日(水)15時から、東関東自動車道(以下、東関道)の四街道IC(インターチェンジ)付近〜成田JCT(ジャンクション)付近の区間において、最高制限速度を110km/hに引き上げると発表した。(タイトル写真はイメージです)

試験採用ののち、制限速度は120km/hに引き上げられる予定

日本の高速道路では、法定の最高速度は100km/hが上限だったが、2019年3月から新東名高速道路(以下、新東名)の静岡県内や東北自動車道路(以下、東北道)の岩手県内の一部区間で制限速度が試験的に120km/hに引き上げられ、東北道では2020年9月から、新東名では同年12月から正式に引き上げられている。

今回、制限速度が110km/hに引き上げられるのは、東関道の四街道ICから成田JCTの間で、下りは約18.5km、上りは約20kmの区間。この区間は片側3車線で直線か緩やかなカーブで構成されており、死傷事故の発生率が低いことから、千葉県警察本部は約1年間、試験的に制限速度を引き上げることにした。

この試験期間中に事故の発生率が上がらなかったり、スピード違反などの件数が増えなかったら、前述の東北道や新東名の一部区間と同様に制限速度を120km/hに引き上げる予定だという。

なお、制限速度が110km/hとなる対象車両は、高速道路における法定最高速度が100km/hとなっている車両のみ。80km/hに制限されている大型貨物車、三輪の自動車、牽引車などは対象外となるので、いままでどおり80km/hで走行しなければならない。

千葉県警では、「最高速度が110km/hに引き上げられたからといって、必ずしも110km/hで走行しなければならないということではありません。運転にあたっては、十分な車間距離を保ち、進路変更する際は、進路変更しようとする車線の安全確認を確実に行うとともに、交通状況や自己の運転技能、健康状態、天候などに応じた安全な速度で走行してください」としている。

また、天候等の状況により制限速度引き上げの開始日時は変更となる場合があるため、開始日時のころに現地を走行する予定がある場合は、必ず速度規制標識を確認して走行して欲しい。(写真:NEXCO東日本)