2021年7月1日、メルセデス・ベンツ日本は新型「メルセデス・マイバッハ Sクラス(S680 4MATIC/S580 4MATIC)」を発表した。デリバリーは2021年11月以降の予定だが、まずはそのディテールを写真で紹介しよう。

さらに高められたショーファードリブンとしての快適性と静粛性

21世紀初頭に「マイバッハ」の名を復活させたダイムラーは、2014年にメルセデスのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として、従来型のSクラスをベースにフラッグシップのリムジンを生み出した。この新型は「メルセデス・マイバッハ Sクラス」として2代目となる。

新型Sクラスのロングホイールベース版よりさらに180mmホイールベースを延長し、クロームフィンを配したボンネットや専用のフロントグリル、後席の乗降性向上や居住空間拡大のため垂直に近い角度に設定されたCピラー、固定型のクオーターウインドーなど、ディテールはベースとなったSクラスからかなり差別化されている。

12.3インチのコクピットディスプレイが備わるインテリアは、高級素材や精巧なクラフトマンシップに創り上げられた上質な空間だ。ホイールベースの延長分はすべて後席の拡充にあてられ、5人乗りを標準とするが、4人乗り仕様のファーストクラスパッケージでは左右独立シートを採用し、クーリングボックス、格納式テーブルやシャンパングラスなども装備される。

日本仕様のパワーユニットは、メルセデス・マイバッハ S580で4L V8ツインターボ+ISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)のマイルドハイブリッド、メルセデス・マイバッハ S680は6L V12ツインターボを搭載。いずれも9速ATと4WD(4MATIC)が組み合わされる。また後輪操舵システムも採用し、低速域では逆位相に転舵して小回り性を高め、高速域では同位相に転舵して安定性を高める。

リアドアの電動開閉機能やアクティブロードノイズキャンセレーション機能、路面の状況を読み取りサスペンションを調節するE-アクティブ ボディコントロール、安全運転支援システムやテレマティクスサービスなど、安全&快適装備はメルセデスの頂点にふさわしい充実ぶりだ。

●■メルセデス・マイバッハ S680[S580]4MATIC(欧州仕様) 主要諸元

●全長×全幅×全高:5469×1921×1510mm
●ホイールベース:3396mm
●車両重量:2350kg[2290]
●エンジン:V12 DOHCツインターボ[V8 DOHCツインターボ+ISG]
●総排気量:5980cc[3982]
●最高出力:612ps/5250-5500rpm[503ps/5500rpm+20ps]
●最大トルク:900Nm/2000-4000rpm[700Nm/2000-4000rpm+200Nm]
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●0→100km/h加速:4.5秒[4.8秒]
●最高速度:250km/h
●燃料・タンク容量:プレミアム・76L
●タイヤ:255/40R20
●税込み車両価格:3201万円[2648万円]