2021年9月、日本初公開されたプジョー 508PSE(プジョースポール エンジニアード)。日本での発売は未定とされているが、まずはそのディテールを写真とともに紹介しよう。

エンジン+2モーターのPHEVはシステムで360ps/520Nmを発生

2020年の秋にワールドプレミアされた「508PSE」は、プジョーによる電動化時代におけるパフォーマンスカーの提案だ。その名が示すとおり、ベースとなっているのは現在のプジョーのフラッグシップセダン(正確にいえば5ドアだが)の508。これをプジョーのモータースポーツ担当部門であるプジョースポールが、スーパーセダンに変貌させた。

ボディサイズこそ公表されていないが、エクステリアデザインは空力&冷却性能を重視したものとなっている。フロントマスクは、バンパーに冷却口を広く開けられたシャープな形状となり、グリル内にブレード状の縦型スリットを配されている。ボディサイドにはフラップを、リアエンドはスポイラーではなくディフューザーを装着して空力性能を向上している。トレッドも前24mm/後12mm拡大されているという。

インテリアは小径ステアリングホイールとヘッドアップディスプレイによるi-コクピットを踏襲しているが、随所にアルカンターラやカーボン調パネルなどを用いて、質感を高めている。サポートの良い形状のシートもアルカンターラとレザーのコンビを採用している。

パワートレーンは1.6Lの直4ターボエンジンに前後1基ずつの電気モーターを組み合わせ、システム全体で最高出力360ps、最大トルク520Nmを発生。トランスミッションは8速ATで、駆動方式は電気式4WDとなる。公称のパフォーマンスは、0→100km/h加速が5.2秒、0→1000m加速が24.5秒、そして最高速はリミッターの作動する250km/hだ。フル充電状態なら42kmのEV走行が可能で、フランス本国の場合は16アンペアの充電器で4時間、32アンペアのウオールボックスなら2時間以内で充電が可能だ。

なお、プジョー 508PSEは通常モデルと同様にワゴン版のSWも設定されている。日本導入に関しては現段階で未定とされているが、多くのファンから要望が寄せられれば、限定モデルならば導入される可能性が高いのではないだろうか。