2021年10月9日、F1第16戦トルコGP予選が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。2番手にもバルテリ・ボッタスが入り、メルセデスが速さを見せつけた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は3番手。ただ、ハミルトンは10グリッド降格ペナルティを受けるため、ボッタスがポールポジションから、フェルスタッペンがフロントロウ2番手から決勝レースをスタートすることになる。角田裕毅は7戦ぶりにQ3に進出し、10番手のタイムを記録、9番手からスタートする。

11番グリッドからハミルトンがどんなレースを展開するか

9日土曜日は朝から雨模様で、ウエットコンディションとなったフリー走行3回目では、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのトップタイムを筆頭に、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、セルジオ・ペレスが続き、ホンダ勢がトップ3を独占した。

ところが、その2時間後にスタートした予選で雨が上がり、完全に路面は乾いてはいないものの、ドライタイヤで走行可能なコンディションに。途中で雨が少し落ちたものの、ウエット用タイヤを必要とするほどではなく、ところどころに水が残る難しい状況となった。

そんな中で強烈な速さを見せたのがメルセデスで、ハミルトンとボッタスが1-2のタイムをマーク。ハミルトンはエンジン交換によって10グリッド降格ペナルティを受けていることから、是が非でもトップタイムをマークして11番グリッドを獲得する作戦で、ハミルトンがポジションを上げるまでボッタスがフェルスタッペンを抑えるという戦略も見えてきた。

ホンダのパワーユニット勢は、第9戦オーストリアGP以来となる全車Q3進出を達成。Q2では、翌日のスタートタイヤを考慮して大半のマシンがミディアムタイヤを装着する中、角田裕毅はソフトタイヤでのアタックを行いQ2を突破、10番手タイムを記録した。

ハミルトンのグリッド降格により、フェルスタッペンはフロントロウの2番手から決勝スタート。ガスリーはフェルスタッペンとわずか0.1秒差の5番手に入り、4番グリッドを獲得。予選7番手のペレス、10番手の角田は、スタート順が1つ繰り上がる。

ただし、角田はソフトタイヤで決勝をスタート。周囲のドライバーがミディアムタイヤでスタートする中、異なる戦略でレースに臨むことになる。

F1第16戦トルコGPの決勝は10月10日日本時間21時(現地時間15時)に開始される。

●2021年F1第16戦トルコGP予選 結果

1位 44 L.ハミルトン(メルセデス)1:22.868
2位 77 V.ボッタス(メルセデス)1:22.998
3位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)1:23.196
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)1:23.265
5位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) 1:23.326
6位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)1:23.477
7位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)1:23.706
8位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)1:23.954
9位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)1:24.305
10位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)1:24.368
※ハミルトンはエンジン交換ペナルティで10グリッド降格、11番グリッドからスタート。