欧州デビューからわずか4年で、全世界累計販売台数が100万台を超えたクロスオーバーSUVのベストセラー「フォルクスワーゲン T-ROC」の、改良新型が日本に上陸した。話題の中心はやはり、スポーティグレード「R」の追加だろう。

精悍さを増した「R」は、2L 直4ターボで300psを発生

新たに設定された「T-Roc R」は専用のデザインアレンジによって、従来から定評のあるファッション性をよりスポーティに演出。専用色として、ラピスブルーメタリック(有償色)が設定される。

パワートレーンは最高出力300ps、最大トルク400Nmをわずか2000rpmから発揮する2L TSIエンジンを搭載。そのフレキシブルな特性は、専用スポーツサスペンション、レスポンスに優れる7速DSGやトラクションを最適制御する4MOTION(全輪駆動)とあいまって、常に安定したハイパフォーマンスを楽しませてくれることだろう。

欧州仕様の参考値ながら、0→100km/h加速をわずか4.9秒でこなすというから、驚きだ。

R以外の「標準仕様」のグレード展開は3タイプ。

Travel AssistやParkAssistといった最新ADASが標準で装備される『TSIActive』をエントリーグレードに、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”や“Easy Open & Easy Close”機能付パワーテールゲートを標準装備した『TSI Style / TDI Style』、R-Line専用エクステリアやシートを、18インチアルミホイールを装備する『TDI R-Line』がラインナップされる。

外装系の変更は、表情豊かなフロントマスクと力強いリアデザインが注目のポイント。クロスオーバーとしての存在感を、より明確にアピールしている。

一方でインテリアは、質感と先進性の向上がメインテーマだ。Volkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro“は9.2インチの大型モニターを介して操作できるほか、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルなどが、使いやすさも向上させている。

さらに新型「T-Roc」は、最新の運転支援システムや快適装備を数多く標準装備。同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”、緊急時停車支援システム“EmergencyAssist”に加え、安全な駐車をサポートする駐車支援システム“Park Assist”などの運転支援システムも全車標準装備となっている。

ボディカラーは新色のペトローリアムブルーメタリックの他に、アスコットグレーやパイライトシルバーメタリック、キングズレッドメタリック(有償オプションカラー)を含む全9色展開。ボディカラーによって、ルーフカラーをブラックもしくはホワイトに選択する事も可能だ。

エクステリアは、前後バンパーの意匠を変更。ライトまわりのデザインも一新されている。フロントグリルに配されたLEDストリップや六角形のデイタイムランニングライトなど、より印象の強い顔立ちを作り上げている。

●■新型「T-Roc」 ラインナップ&プライス

TSI Active 1.5L TSI(110kW) / 7速DSG / FF   394万3000円
TSI Style 1.5L TSI(110kW) / 7速DSG / FF   417万9000円
TDI Style 2.0L TDI(110kW) / 7速DSG / FF    439万3000円
TDI R-Line 2.0L TDI(110kW) / 7速DSG / FF   460万9000円
R 2.0L TSI(221kW) / 7速DSG / 4MOTION   626万6000円

●■T-Roc R 主要諸元

●全長×全幅×全高:4245×1825×1570mm
●ホイールベース:2590mm
●車両重量:1540g
●エンジン:直4DOHCターボ
●排気量:1984cc
●最高出力:221kW(300ps)/5300-6500rpm
●最大トルク:400Nm/2000-5200rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:235/40R19
●価格:626万6000円