2020年11月19日、トヨタ自動車がサブスクリプションサービス「KINTO」専用の特別仕様車「KINTOツーリングセレクション」をコンパクトカーのヤリスとアクアに設定した。

タイトル写真:手前がヤリス G KINTOツーリングセレクション、奥がアクア S KINTOツーリングセレクション。

見た目の改良だけでない、走行性能も高められた特別仕様車

「定額制」を意味するサブスクリプションによるサービスは、音楽や映画の配信に始まりファッションや外食産業にまで発展している。自動車業界でもトヨタがいち早く「KINTO」サービスを2019年7月から導入し、月々定額で任意保険や自動車税など、クルマにかかる諸経費をコミコミで新車を持つことができる。トヨタ車だけでなくレクサス車、さらには中古車のラインアップも始まっている。

そして2020年11月19日、トヨタは初のサブスクリプション専用モデル「KINTOツーリングセレクション」をコンパクトハイブリッドカーのアクアと、ハッチバックのヤリスに設定した。

アクアは2011年末にデビューして9年近く経過したモデルであるが、1.5L直4エンジン(74ps/111Nm)とモーター(45ps/169Nm)の組み合わせによる27.2km/L(WLTCモード・Sグレード)という低燃費さは、いまだに第一線級を誇っている。

今回の特別仕様車は「S」グレードをベースとして、ルーフにブラックのカーボン調フィルムを装着、さらにブラック塗装のドアミラーや専用ブラック塗装の16インチアルミホイール(標準は15インチスチールホイール)によりクールなエクステリアとしている。また専用チューニングを施したサスペンションとショックアブソーバーを採用することで、コーナリング時の安定感を高められている。

一方のヤリスは、2019年2月にヴィッツの後継モデルとして発売され、1L直3エンジンを搭載したベースグレードから1.6LターボのスポーツモデルGRヤリス、またハイブリッドまで幅広いラインアップを揃えたコンパクトハッチバックである。

そのKINTOツーリングセレクションは1.5L直3エンジン(120ps/145Nm)を搭載した「G」グレードをベースとしてブラック基調の内装、カーボン調フィルムを施されたルーフやブラック塗装のドアミラー、専用の16インチアルミホイール(標準は14インチスチールホイール)を採用してシャープなスタイリングとしている。

また、ボディにブレースを追加するなどボディ剛性を最適化した上で、サスペンションのスプリングレート調整、専用のショックアブソーバーを組み合わせることで、しなやかなで接地感ある乗り味を実現。この他にも、電動パワーステアリングも専用セッティングになっているという。

月額利用料は利用期間やボーナス併用払いなどの設定によって異なり、「アクア S KINTOツーリングセレクション」で2万1230円から、「ヤリス G KINTOツーリングセレクション」で2万2220円からとなる。

ちなみに2021年春、ヤリスのハイブリッドグレードをラインアップに追加する予定だという。