2021年もコロナ禍の影響を受けたものの、さまざまなニューモデルが登場した。そこで年末年始特別企画として、Webモーターマガジンの連載企画「写真蔵」で紹介した人気ニューモデル トップ10をカウントダウンで紹介しよう。第4位は、世界限定で50台生産される「日産 GT-R50 by ITALDESIGN(イタルデザイン)」だ。(2021年1月1日〜2021年12月20日のPVを集計)

第4位:日産 GT-R50 by イタルデザイン(2019年発表)

1969年に誕生したGT-Rと、1968年に創業したイタリアの名門カロッツェリア「イタルデザイン社」の50周年を記念して、[GT-R NISMO]をベースに生まれた世界限定50台のスペシャルGT-Rが、GT-R50 by イタルデザインだ。

デザインは日産 カリフォルニアのデザインスタジオに属するマーカス・クァ氏によるもの。R35型GT-Rのフォルムは残しながら、ボディ全体がモディファイされている。GT-R NISMOより全長は94mm長く、全幅は97mm幅広く、そして全高は54mm低い(ホイールベースは同じ)。ボディにはカーボンファイバーを多用し、LEDのヘッドランプやテールランプも新たにデザインされている。

インテリアはエクステリアほど変更されてはいないが、レザーやアルカンターラ、そしてカーボンファイバーをふんだんに使って質感を高めている。シートは専用のレカロ製バケットタイプを装着する。

パワーユニットもGT-R NISMOの豊富なレース経験を活かし、GT3で使用されている大口径ターボ、インタークーラー、冷却性能の改善、燃料噴射、点火系、吸排気系などに手を加えたものだ。「匠」と呼ばれる熟練工が1体ごとに組み上げるVR38DETTエンジンは、720ps/780Nmにまでパワーアップされている。

消費税込みの車両価格は、1億4530万5600円! 2色のボディカラーが選べるスペシャルカラーパック(385万円)、カーボン地を活かしたビジブルカーボンパック(580万960円)、オリジナルのパイピングやラインを追加するリヴリィーパック(580万960円)、油圧式可変ウイング(580万960円)といったオプションも設定されている。

今回の撮影車は、主にボディやリアウイング、カーボンパーツなどエクステリア各所の剛性/耐久テストのために、サーキット走行で使用した車両。したがってイタリアのナンバープレートを取得しており、内外装はほぼ市販モデルに準じている。

GT-R50 by イタルデザインは、イタルデザイン社で生産が行われる。市販モデルは2021年8月以降に生産が開始され、日本国内へのデリバリーは2021年末以降の予定だ。

●■日産 GT-R50 by イタルデザイン 主要諸元

●全長×全幅×全高:4784×1992×1316mm
●ホイールベース:2780mm
●車両重量:未発表
●エンジン種類:V6 DOHCツインターボ
●排気量:3799cc
●最高出力:530kW(720ps)/7100rpm
●最大トルク:780Nm(79.5kgm)/3600-5600rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・未発表
●タイヤ:前255/35R21、後285/30R21
●車両価格(税込):1億4530万5600円