クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車ジープ コンパス リミテッドを紹介していこう。エンジンオイル量と同じく、タイヤ空気圧も小まめに気にしているが、こちらはメーターパネル内に各輪ごとの空気圧が表示できるのでとても便利である。(Motor Magazine 2018年8月号より)

往復約600kmを無給油で走破

快調なコンディションのもとで、MMコンパス号は連日、元気に活躍してくれている。

今回のテスト期間中では、朝7時に東京をスタートして、愛知県豊川市でお昼過ぎからの取材を行い、17時過ぎに先方を出発、22時頃に帰社するという、総走行距離600km強の行程が1日あたりの最長ドライブとなった。その日は、梅雨どきながらも幸いに往復とも好天に恵まれたので、ドライブそのものは快適至極だった。

日本仕様のコンパスは、4WDモデルの「リミテッド」だけでなく、FFモデルの「スポーツ」と「ロンジチュード」のすべてが2.4L 直列4気筒SOHCマルチエア方式のB型エンジンを搭載している。リミテッドは4WDモデルなので、FFモデルよりも110kg増しの車重1600kgで、JC08モード燃費値は9.6km/L(FFモデルは11.9km/L)。燃料タンク容量は60Lなので、フルタンク時の目安として、600kmぐらいの走行レンジを備えていると考えているのだが、今回は往復無給油で、少々の余裕が残っていた。

ところで、歴代のMM長期テスト車はこうしたロングラン走行の機会が多く、月間の平均走行距離は2000kmを超えることもしばしばある。実際、今回のMMコンパス号は前回から2113kmの距離を重ねているわけだが、そうすると実はまめに気にすべきなのがエンジンオイルの量だ。

近年のエンジンは、かつての時代とは異なり、格段に高い精度で組み上げられている。だがそれでも、走行を重ねればエンジンオイルの消費はゼロではない。

エンジンオイルの指定交換時期はメーカーやモデルによっても異なるがジープ コンパスの2.4L「タイガーシャーク」エンジン搭載モデルについてだと5000kmごとの交換が推奨されている。そのため、MMコンパス号の走行ペースを考えると3カ月に1回ぐらいのペースでエンジンオイルの交換を行うのが望ましいということになる。クルマを使用する度に書き込んでいる走行記録ノートを見ると、だいたい400km走行ぐらいでガソリンスタンドに入ることが多いので、給油3〜4回ごとにエンジンオイル量の点検を行うよう心がけている。

純正タッチアップペンで小さな傷を補修

また、走行距離が伸びるに連れて飛び石などによる小さなキズも増えてくるのも事実。かねてから発注していた純正品のタッチアップペイントがようやく届いたのも今回の嬉しいニュースである。

■第7回/2018年5月24日〜6月22日(7カ月目)のデータ
・オドメーター:1万2315km
・走行距離:2113km
・給油量:185.7L
・実燃費:11.4km/L

ジープ コンパス リミテッド主要諸元

●全長×全幅×全高:4400×1810×1640mm
●ホイールベース:2635mm
●車両重量:1490kg
●エンジン:直4 SOHC
●総排気量:2359cc
●最高出力:129kW(175ps)/6400rpm
●最大トルク:229Nm(23.4kgm)/3900rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・60L
●JC08モード燃費:9.6km/L
●タイヤサイズ:225/55R18
●車両価格(税込):419万円(当時)