7月12日、故エルヴィス・プレスリーの孫でミュージシャンのベンジャミン・キーオが、母親のリサ・マリー・プレスリーのカリフォルニアの自宅バスルームで、ショットガンをくわえて自殺を図った。27歳という若さだった。

原因については明らかになっていなかったが、親友のミュージシャン、ブランドン・ハワードが「People」のインタビューで、「ベンジャミンは、うつ状態だったんです。常に“プレスリー家”という名声やイメージが付きまとっていることに強いプレッシャーを感じていました。それはとてつもない重圧だったと思うし、間違いなく自殺の大きな原因だと思います。(表舞台には出ていないが)ミュージシャンでいることのプレッシャーもあり、そこにコロナ禍のパンデミックが重なってしまったことで、彼の精神状態が悪化してしまったのだと思います」と語った。

一方で、「人が困っているときは、いつも自分のことより人のことを思いやってくれる優しい性格でした」と亡き友に思いを馳せた。

リサ・マリーは、マイケル・ジャクソンと1994年に結婚し2年で離婚しているが、マイケルの父ジョーが、ミュージシャンだったブランドンの母親のマネージャーを務めていたことがきっかけで、ハワード家とはその後も関係が続いており、ベンジャミンとブランドンは、友達というよりも腹を割って話せる兄弟のような関係を築いてきたという。

ベンジャミンの母リサもミュージシャン、姉のライリー・キーオも『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)などに出演する女優。ベンジャミンは、取り立てて目立った活動ができなかったことで、気持ちがより内向きになってしまったのかもしれない。

別の関係者の話では、「ベンジャミンは、ドラッグとアルコール依存症に苦しんでいて、最近リハビリ施設から家に戻った」のだとか。コロナ禍では、失業などに加えて友人にも会えず、思うような活動もできないことから、DVやうつが悪化する人たちが増えていると言われている。

NY在住/JUNKO