2001年に第1作が公開されて以来、新作のたびにスケールアップしていくカーアクションで世界中を熱狂させてきた「ワイルド・スピード」シリーズ。スピンオフ作品を含めたシリーズ9作品の累計世界興収は58億8000万ドルを超える本シリーズが、第11作をもって完結となる計画であることが明らかになった。「Deadline」など全米各メディアが報じている。

報道によると『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)からシリーズ4作を手掛け、最新作となる第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年公開)でも監督を務めるジャスティン・リンが、第10作と第11作でもメガホンをとる予定で契約交渉が進められているとのこと。シリーズのフィナーレに相応しく、第1作からシリーズを牽引してきたヴィン・ディーゼル演じるドミニクにフォーカスを当てた物語になる見込みで、シリーズ第4作から第6作でガル・ガドットが演じたジゼル・ヤシャールが再登場するとの噂も。

『ジェットブレイク』は当初2020年の春に公開を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で2度にわたって延期となり、現在は来年のサマーシーズンの一番手として2021年5月28日の全米公開を予定している。前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(17)から5年後を描く同作では、ディーゼルやミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらシリーズおなじみのキャストに加え、前作に登場したサイファー役のシャーリーズ・セロン、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)でショウの母親役として登場したヘレン・ミレン、新キャストとしてジョン・シナも出演する。

メインシリーズは第11作で完結となるが、『スーパーコンボ』のように各キャラクターにフォーカスを当てたスピンオフ作品は今後も複数本製作される可能性があるとのことで、すでに『スーパーコンボ』の続編企画が進行中だ。今後も“ファミリー”にとって嬉しいニュースが飛び込んでくることを期待しながら、まずは公開延期となっている第9作の日本上陸を楽しみに待ちたい。

文/久保田 和馬