岩田剛典と新田真剣佑が共演した映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の完成報告会見が、1月7日にTOHOシネマズ六本木で開催され、岩田と新田、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。1月8日に20歳の誕生日を迎える山田を、岩田たちがサプライズで祝った。イベントは無観客で開催され、avex pictures公式YouTubeチャンネルで生配信された。

山田は、花で作られたケーキでお祝いされると「すごいきれい!」と大喜びだった。「全然気づかなかったです。(誕生日の)前日だからと思っていたんですが、意外と誰も言ってくれなくて、ちょっと寂しいなと思っていたところです。うれしいなと」と感激する。

岩田が山田に向けて「20歳は人生に1回しか来ない、特別な年にしてほしい」と言うと、新田も「僕も成人して4年ですが、いろんなことに挑戦して。失敗を恐れずにいてください」とメッセージを送った。

岩田は初共演となった新田について「実は、まっけんとは日本アカデミー賞の新人賞の時に面識があったんです。現場では初共演でしたが、メディアで見るイメージのまんま、明るくて天真爛漫なイメージだなと思いましたし、人懐っこい弟のような関係値が築けて良かったです」と笑顔を見せる。

新田も「今回、クランクインして間もない時に『すいません。がんちゃんって呼んでいいですか』と聞いて、それ以降はがんちゃんと言わせていただきました」とうれしそうに同意。

撮影当時、山田は18歳だったが、岩田が31歳、新田が24歳と3人が同級生という設定だったので、新田は「年齢のレンジはあるんですが、前から知り合いだという雰囲気がちゃんと出てましたね。僕はそれを見てほっこりしていました」とコメント。

佐藤監督も「最初から、がんちゃんがいいお兄ちゃんとしていてくれたので、僕はストーリーをどうやって伝えるかってことに集中させていただけた。その部分は、がんちゃんやまっけんを信頼してた」と感謝した。山田も「2人に助けていただきっぱなしでした。幼馴染役でしたが、お芝居に入ったら、お2人がどんどん引っ張っていってくださった」と語ったが、岩田は年齢差について「僕は感じてましたけどね」と苦笑した。

また、衝撃的な展開をする映画にちなみ、2021年を充実した1年としてどう締めくくりたいかというお題が。岩田は、エンタテインメントの復活への希望も込めて「復活」と、新田は「1年を笑顔で終えるために目の前の仕事を頑張る」という意味での「笑顔」と、山田は「運動を好きになる」、中村は「ピアノを継続する」という目標を挙げた。

『名も無き世界のエンドロール』は、小説すばる新人賞を受賞した行成薫による同名小説の映画化作品。強い絆で結ばれた幼馴染みの2人が、10年もの歳月をかけ、表と裏の社会でそれぞれにのしあがり、ある女性にプロポーズをしようとする。ラスト20分で明かされる衝撃の真実も話題となっている。

取材・文/山崎伸子