日曜がバレンタインデーだった2月13・14日の週末映画動員ランキング。劇場版が公開18週目を迎えた「鬼滅の刃」の新情報もあわせて、ランキングの動きを追いたい。

■『花束みたいな恋をした』が、少ない落ち幅で首位キープ

『花束みたいな恋をした』が、土日2日間で動員14万4000人、興収1億9900万円をあげて3週連続1位を記録。新作も数多く公開されるなか、動員は前週比-6.5%と落ちの少ない興行を続けており、累計では動員97万人、興収13億円を突破している。

■「名探偵コナン」のテレビシリーズ総集編など、新作3本がトップ10入り

新作からは、土日2日間で動員9万2000人、興収1億2600万円をあげた『名探偵コナン 緋色の不在証明』が2位で初登場。4月16日(金)に公開予定の『名探偵コナン 緋色の弾丸』のキーパーソンとなる赤井ファミリーに焦点を当てた作品で、コナンによるナレーション収録や音響も新たに編集したテレビシリーズの総集編となっている。劇場版最新作への期待の大きさを感じさせる結果となった。

このほか、島本理生による第159回直木賞受賞の同名サスペンス・ミステリーを北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』が4位、『ゆれる』(06)や『永い言い訳』(16)の西川美和監督が、直木賞作家の佐木隆三が実在の人物をモデルに描いた小説を原案に撮りあげた『すばらしき世界』が6位にランクインしている。

■「鬼滅の刃」遊郭編のテレビアニメ化が決定!ティザービジュアル&第1弾PVも解禁に

昨年から社会現象を巻き起こしている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、土日2日間で動員7万7000人、興収1億2100万円をあげていまだ3位と、その人気は健在。累計では動員2727万人、興収374億円とし、歴代興収記録を更新し続けている。

本作の勢いがまだまだ止まらないなか、ファン歓喜の情報がついに解禁!「無限列車編」に続く物語、「遊郭編」のテレビアニメ化が発表され、ティザービジュアルと第1弾PVが公開となった。

無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務を描く「遊郭編」。鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元とともに炭治郎たちは、鬼の棲む遊郭へと向かうことに。ティザービジュアルには、この章の中心となる宇髄が大きく描かれており、極彩色の背景が印象的。またPVでは、遊郭の街並みに加え、それを屋根から見下ろす宇髄の姿も映しだされている。

アニメ版の盛り上がりも絶大だが、原作コミックも好調だ。昨年12月に最終巻が発売され、現時点で全23巻の累計発行部数が1億5000万部を突破したことが明らかとなった(電子版含む)。さらに、原作イラストを用いた初の塗絵本「鬼滅の刃 塗絵帳 -紅-」と「鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼-」が、2冊同時に3月4日(木)に発売されることも決定するなど、連載終了後もシリーズの動向から目が離せない状況が続いている。

今週末の公開作品では、松坂桃李が松浦亜弥に魅せられたアイドルヲタクを演じる『あの頃。』、金田一蓮十郎の人気コミックを松村北斗(SixTONES)と森七菜のW主演で実写化した『ライアー×ライアー』といったタイトルが控えている。『花束みたいな恋をした』がこのまま首位をキープし続けるのか、要注目だ。

文/サンクレイオ翼