配信サービスには入っているけど、映画は家で観るにはハードルが高い。どうやって観る作品を選べばいいのかもわからない!
そんな“おうち映画迷子”のため、映画好きクリエイターたちに、月額500円でプライム会員になれば、手軽に始められる「Amazon Prime Video」の活用法を語ってもらう連載企画「わたしのAmazon Prime Video活用術」。

第1回のトモマツユキ氏に続き、第2回は、漫画やイラストでの映画レビュー連載や「なんてこった!ざんねんなオリンピック物語」など、話題の書籍も手掛けるイラストレーターのウラケン・ボルボックス氏が登場!現在、妻と2人の子どもたちと暮らしているウラケン氏は、「職業柄、すごい本数の映画を観てると思われることが多いんですけど、実はそんなでもないんです」とのこと。「仕事や、連載のために観なきゃいけない映画を優先して、観たい映画が観られない」というチョット悩ましいおうちでの映画ライフから、「Amazon Prime Video」のあるあるネタも交えて、家族とのコミュニケーションにも繋がる活用術を教えてもらった。

■「Amazon Prime Videoには、気付かない間に入ってました(笑)」
配信サービスを使い始めたのは、だいたい4、5年前ぐらいからでしょうか。Amazon Prime Videoははっきりとは覚えていないのですが…多分Amazon通販の送料が無料になるというので、プライム会員にいつの間にか入っていたんですよ。仕事で定期的に映画を紹介しなきゃいけなくて、手軽に映画を観られるサービスで作品を探そうとなり、会員になろうとしたら、妻にすでに使えるよって言われて。それでAmazon Prime Videoを観るようになったと思います。なので、かなり前からサービスを使えたのに使っていなかった可能性がありますね(笑)。そういう人、結構いるんじゃないんですか?

■「余韻に浸るために必要な“あれ”がちゃんと流れます」
「そこ?」と思われるかもしれないですけど、Amazon Prime Videoの気に入っているところは、ちゃんとエンドロールが最後まで流れるところなんですよね。他の配信サービスだと、設定で変えられるみたいですけど、映画本編が終わった途端にエンドロールが切られたり、スキップさせようとする機能があるじゃないですか。それがデフォルトじゃないのが良いなと思います。ずっとエンドロールの文字を追っている訳じゃないんですけど、映画を観終わった後は“余韻”があるじゃないですか。でも「ああ、いい映画観たな。あのキャラクターの最後の感情がいいなあ」みたいに思ってる時にバスッと切られて、別作品の予告が始まると「そんな切り替え早くないよ!」みたいな感じになります(笑)。

■「CMがきっかけで、週末には“親子で観る懐かしの名作劇場”を開催」

家からものすごい近所にレンタルショップがあって。以前はレンタルしか選択肢がなかったですし、いまでも利用しますが、まずは「プライムビデオにあるかな?」と、Amazon Prime Videoの見放題で検索する習慣がつきました。
そもそも僕はそんなに本数を見ているわけではないのに、仕事や連載のために観なきゃいけない作品を優先してしまうため、観たい映画が後回しになってしまっています。Amazon Prime Videoからおすすめされる作品も観たいし、『時計じかけのオレンジ』とか過去の名作で、"知っているけど、ちゃんと観たことがないから観たい映画"も観たい。忘れないように「ウォッチリスト」に追加もしておくのですが、仕事にかまけて気づいたら見放題が終了していることもしばしば。「もうすぐ配信終了」作品がまとまってるタブもあるので、今後はチェックするようにしたいです。

僕の場合、子どもたちが「観たい」と言い出した映画を、週末に一緒に観ることがあります。Amazon Prime Videoって、冒頭にほか作品の予告が流れることがありますよね。この前、子どもたちがAmazon Prime Videoでアニメを観ている時に、『僕のワンダフルジャーニー』の予告編が挟まっていたんです。それが、子どもたち自身がその映画を「観たい」と言い出すきっかけになりました。


うちは1日のルーティーンが決まっているんですよ。子どもたちの寝かしつけは19時なので、その時間割通りに進めると、14時、15時ぐらいに子どもたちが家に帰ってきて、16時過ぎくらいにはお風呂に入れて、お風呂からあがったら17時過ぎとかになって。それからAmazon Prime Videoで大体2話ぐらいアニメを観るんですが、その間で『僕のワンダフル・ジャーニー』のCMを発見したんです。それで「じゃあ、土曜日の午後とかに観ようか」ってなる。
こういう風に子どもたちにも刺さるような作品、例えば『ジュラシック・パーク』とか、親が小さい頃に好きだった映画の予告編が入っていたら、家族で一緒に観るきっかけになっていいですよね。「予告をはさんでくれ!」っていう意見は人によっては嫌がるかもしれないですけど(笑)。家族や誰かが「観たい」と言う映画を「一緒に観る」。そんな映画の観方もありなんじゃないでしょうか。

名作系で、ストーリーとか知っているからレンタルで借りてこないけど、配信の見放題であったら、「これ、すごい面白いやつだよ!一緒に観ようよ」となると思います。将来的に子どもたちが「あ、これお父さんと観たな、知ってる知ってる」のような思い出になったらいいですね。そういう引き出しが増えるのは、いいんじゃないかなと思います。
僕自身は、小さい頃映画館に行くのに、片道1時間は車に乗らなきゃいけないところに住んでいたんです。だから僕の子どもの時の“映画の入り口”はテレビ放送される映画だったんですが、もっと気軽に観られる動画配信サービスが、子どもたちにとっての“入り口”になったらいいなと思っています。

あるあるエピソードから、動画配信サービスを子どもたちの“映画の入り口”にするなど。新しい視点も教えてくれた、ウラケン氏の第2回「わたしのAmazon Prime Video活用術」。次回はどんな活用術が飛び出すのか?ぜひ楽しみにして!

構成/MOVIE WALKER PRESS編集部