4月9日にフィリップ王配が逝去したことを受け、4人の子どもであるチャールズ皇太子、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子それぞれがインタビューに応じ、亡き父を偲んでいる。

13日にエリザベス女王が、まだ喪に服している夫の死後わずか4日目で公務に復帰したことを受け、ヘンリー王子夫妻、とりわけメーガン妃を“妄想癖のある公爵夫人”などと強く非難しているピアース・モーガンは、「エリザベス女王は、唯一無二の存在。こんな94歳の女性を見たことがない。信じられないほどストイックで無私の人物で、自身の生涯を、自分より他の人々を優先して捧げてきた」と「Daily Mail」のコラムで絶賛。

一方で、「ここ数年における、子どもや孫とは対照的だ」とチクリ。孫とは、もちろんヘンリー王子のことで、ピアースは、メーガン妃はもちろんのこと、ヘンリー王子についても、かねてから「30代になって、突然目覚めた子どものような振る舞いで女王を困らせ、また長年にわたって築き上げてきた英王室の伝統を傷つけた」と非難していたが、今回取り上げている子どもとは、次男のアンドルー王子のことだ。

アンドルー王子は、2002年から2005年にかけてニューヨークとフロリダで未成年の少女らに対する性的搾取の疑いで2019年に逮捕され、刑務所で謎の死を遂げた米国人富豪のジェフリー・エプスタインとのかかわりを指摘されていた。性被害にあった女性たちがアンドルー王子から受けた被害について訴えたが、2019年11月のインタビューで、「被告の家に滞在したのは間違いだった」と認めたものの、性的搾取については完全否定。しかし、翌年1月に王室公務の引退を余儀なくされた。

インタビュー時には、「必要があれば捜査に協力する」とも発言していたものの、その後、米検察当局と連邦捜査局が「アンドルー王子は一切協力していない」と発表。真相はうやむやになったままだった。

しかしフィリップ王配の死に際し、あくまで息子としてアンドルー王子は、メディアに登場し王配を追悼すると共に、自身もイギリス海軍に入隊し、2015年の誕生日にイギリス海軍の名誉中将に任命されていたことから、「葬儀には、軍服で出席したい」などと発言。

それについてピアースは、コラムや自身の公式Twitterで「アンドルー王子が、性犯罪者のジェフリー・エプスタインについて知っていることをFBIに話すまでは、どんなメディアのインタビューも見たくないし、受けるに値しない名誉中将のユニフォームを着た姿も見たくない」とピシャリ。

ネットユーザーたちからは、「ピアースに賛成!」「彼は、メーガン妃の人種のせいで攻撃しているわけではない。英王室でも間違っていれば正論を主張できる、唯一無二のすばらしいジャーナリスト」「エリザベス女王を守るため、これからも闘ってほしい」といった声も。

ヘンリー王子は、既に王室離脱して軍の名誉職も返上していることからスーツ着用となっていたが、その後、「2人に恥をかかせないため、エリザベス女王は、全員、軍服ではなく喪服で出席することを決めた」と「Daily Mail」が報じており、子どもと孫のために、夫フィリップ王配の遺志を曲げることを余儀なくされたようだ。

文/JUNKO