いまなお世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限配慮した上で、現在10月30日(土)〜11月8日(月)の開催に向けて準備が進められている「第34回東京国際映画祭」。その作品エントリーが本日5月17日からスタートした。

昨年行われた同映画祭では感染拡大の影響を受けて「コンペティション」と「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」の3部門を統合。107の国と地域から応募された1356本のなかから「TOKYOプレミア2020」としてバラエティ豊かな32作品が上映され、大九明子監督の『わたしをくいとめて』(20)が観客賞を受賞した。

今年は既報の通りメイン会場を六本木から日比谷・銀座エリアに移転させ、プログラマーの交代による部門構成の改変を実行。主な変更点として映画祭のメインを飾る「コンペティション」は昨年までのアジア・プレミア(アジア初上映)作品という選定基準から、ジャパン・プレミア(日本初上映)を原則とする方針に。その上で、世界の“今”を映しだすような国内外の様々な意欲作を集め、東京グランプリをはじめとした各賞が競われる。

また従来の「アジアの未来」と「日本映画スプラッシュ」の両部門を統合し、新たな「アジアの未来」部門として日本の新鋭監督も同じアジアの監督たちと一緒に賞を競いあうかたちに。こちらでは日本・中東地域を含めたアジアの新鋭監督の3作目までのフレッシュな長編作品を集めた“第二コンペティション部門”として、これから世界に躍り出るであろう才能を紹介していく。

その他の部門は現在内容検討中で、確定次第発表されるとのこと。作品の募集期間は本日から7月16日(金)まで。エントリー料は無料となっているので、詳細は映画祭公式サイトで確認してほしい。

文/久保田 和馬