本日6月19日は女優の広瀬すずの誕生日。その彼女の出演映画『いのちの停車場』(公開中)より、誕生日を記念して貴重なクランクアップ写真と、主演の吉永小百合と2人で満面の笑顔を浮かべる新たな劇中カットが公開された。

都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師で、2018年に刊行された「ディア・ペイシェント」などの著者としても知られる南杏子の同名小説を原作とした本作。在宅医療に携わる医者や患者、その家族たちを通して命やいまを生きていく家族たちの願いを描きだす。広瀬、吉永をはじめ松坂桃李、西田敏行ら豪華キャストが集結し、『八日目の蝉』(12)の成島出がメガホンをとっている。

今作で広瀬が演じたのは、亡くなった姉の子を育てながら「まほろば診療所」の訪問看護師として、院長の仙川(西田)と二人三脚で在宅医療に携わってきた麻世。過去に大きなトラウマを抱え“家族”に対して特別な思いを持っている難しい役どころで、診療所メンバーに新しく加わった咲和子(吉永)の仙川とは異なる患者への向きあい方に困惑しつつも、次第にその姿勢に背中を押され自身の進む未来へ歩みはじめる。

解禁されたクランクアップ写真には、吉永が広瀬の肩に優しく手を乗せ和やかな雰囲気の中にこやかに笑う2人の姿が写しだされ、初共演となった吉永や再共演の西田らとの撮影現場について広瀬自身も「大先輩方との撮影は居心地がよく、体験したことがないような不思議な時間でした。吉永さん、西田さんからのアイデアでこんなにも変わるのか、というような経験があったり、一日一日が濃厚で新鮮でした」とその貴重な日々を振り返っている。

同じく14歳で役者デビューした広瀬を「注目している女優」とかねてより挙げていた吉永は、「すずちゃんは涼やか」とその印象を語っており、「お互いに合わせようとしなくても自然と(芝居が)やれた」と息もぴったりだった様子をうかがわせる。

本作について広瀬は「看護師役を演じられたからですが、人のために働くことがこんな感じなんだと知ることができましたし、家族の大切さをあらためて実感できました」とも語っており、吉永ら大先輩たちに囲まれた重厚な人間ドラマで、また新たな魅力を発揮している広瀬を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

文/富塚沙羅