現地時間6月25日に渡英したヘンリー王子は、兄のウィリアム王子がエリザベス女王とともにスコットランドでの公務の最中だった28日、リモートで行われた「The Diana Award」の授賞式にサプライズ登場し、メッセージを送った。

「The Diana Award」は「若い人々の行動が、世界を変える」というダイアナ妃の遺志を継ぐ活動を行う非営利団体で、同賞は、人道的活動や社会への貢献を行う9歳から25歳までの若い人々を讃えて贈られるもの。同団体のSNSにヘンリー王子の動画が投稿され、「Evening Standard」などのメディアが一斉に報じた。

ヘンリー王子はビデオメッセージのなかで、「今週の後半に、兄と私は(生きていたら)母の60歳の誕生日がどんなものになっていたかを話す予定です。私たちの母は、若者には、世界を変えられる力があると信じていました」と、7月1日にケンジントン宮殿のサンケン・ガーデンで行われる除幕式について言及。2人は、別々にスピーチをすると噂されていたが、少なくとも“兄と私”と発言したことで、共同で除幕式を成功させる意思を示したことになる。

しかしその後は、「メーガンと私は、いまこそが、世界が変わる時だと信じています。若い世代のリーダーはいまとても必要とされています。若きリーダーになるのにこれ以上のチャンスはないでしょう」と、母ダイアナ妃の志を、兄のウィリアム王子とではなくメーガン妃と引き継いでいくことを強調。ヘンリー王子夫妻は、英国では若年層、とりわけ君主制に反対する若者から支持を得ていると言われており、ウィリアム王子とは一線を画すスタンスを打ち出している。

渡米後のヘンリー王子については、「英語の発音といいオーバーな身振り手振りといい、あっという間にアメリカナイズされた印象」とメディアが書き立てていたが、今回のスピーチについてネットユーザーたちからは、「ヘンリー王子は和解を求めている?」「メーガン妃のコントロール下にある限り無理では」といった声が寄せられている。

文/JUNKO