東所沢のところざわサクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムで開催中の「妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!」だが、7月より、装いも新たに第二期展示がスタートしている。本稿では、実際に訪れた筆者の視点で「妖怪大戦争展」の見どころをレポートしていきたい。

「妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!」では、これまでにも『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に登場するシーンのセットや、荒俣監修の妖怪コンテンツが展示中だったが、第二期展示では、様々なコンテンツが新登場した。一例を挙げると、これまで封印されていた「大魔神」像が登場するほか、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)で大沢たかおが演じる「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」や、杉咲花演じる「狐面の女」の等身大の人形造形もお目見えしている。

「大魔神」といえば、1966年に大映(現・KADOKAWA)が製作、公開した日本映画の特撮時代劇シリーズ三部作(『大魔神』『大魔神怒る』『大魔神逆襲』)に登場する守護神で、「ガメラ」と並ぶ大映の人気キャラクターだ。この像は『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で実際に使われたもので、普段は穏やかな表情だが、怒りが頂点に達すると憤怒の形相となり、悪を制裁しようとする。

ほかにも、狐面や天狗のうちわ、寺田心演じる渡辺兄が狐面の女から受け取った「鬼切丸」という日本刀など、映画で使われた小道具も多数展示。また、妖怪回廊内に『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に登場した妖怪が出現したり、妖怪たちの映像が投影された渡辺兄弟の部屋、劇中に登場する「フォッサマグナ」に関する化石を解説するエリアなども設けられている。

また、同作に登場する妖怪に変身できたり、隠神刑部との妖怪盆踊りに参加できるという愉快なコーナーにも注目。映画の公開に先駆けて、ぜひチェックしていただきたい。「妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!」は、9月20日(月)まで開催中だ。

取材・文/山崎 伸子