6月後半にかけて発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声とともにおさらい。「あの花」の脚本家、岡田麿里の最新監督作や「ビーストウォーズ」の実写映画化(?)など、人気作に関する情報を中心にご紹介する!

■岡田麿里×MAPPAで『アリスとテレスのまぼろし工場』が制作!

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や『心が叫びたがってるんだ。』(15)、『空の青さを知る人よ』(19)などの脚本で知られる岡田麿里。彼女の監督最新作『アリスとテレスのまぼろし工場』の制作が決定し、特報映像とティザービジュアルも公開となった。

第21回上海国際映画祭の最優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、国内外で高評価を得た初監督作『さよならの朝に約束の花をかざろう』(18)以来の岡田の監督作となる本作。アニメーション制作を担当するのは『この世界の片隅に』(16)や「ゾンビランドサガ」「呪術廻戦」を手掛けたMAPPAで、同スタジオがオリジナル劇場作品を手掛けるのは今回が初めて。

副監督を平松禎史、キャラクターデザインと総作画監督に石井百合子、美術監督に東地和生と、『さよならの朝に約束の花をかざろう』の精鋭スタッフが再集結。音楽を、岡田とは『空の青さを知る人よ』でもタッグを組んだ音楽作家の横山克が務める。

本作について岡田は「この『アリスとテレスのまぼろし工場』は、曖昧な世界でもがく少年少女たちが、“恋心”を武器に運命と戦う物語です。信頼するスタッフとともに、地に足がついていながら挑戦的な、このチームでしかできないアニメーション映画を追及したいと思っています」とコメント。物語の詳細はまだ明かされていないが、特報の美しくも躍動感あふれる映像に期待感は高まるばかりだ。


■「ビーストウォーズ」との関連は?『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が2022年公開

第1作がマイケル・ベイ監督&スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮によって2007年に製作され、その後シリーズ化された『トランスフォーマー』。その最新作が『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のタイトルで2022年に公開予定であることが明らかとなった。

「トランスフォーマー」で“ビースト”といえば、連想されるのは1997〜98年にかけて日本でも放送されたアニメーション「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」。ゴリラやサイ、ティラノサウルス、クモといった動物や恐竜、虫からロボットにトランスフォーム(変身)する金属生命体たちによる戦いを描いた物語で、続編となる「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」や「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」も放送された。

当時としては珍しい全編3DCGの映像でも注目されたが、日本語版では特に、コンボイ役の子安武人、メガトロン役の千葉繁、ラットル役の山口勝平ら声優陣のアドリブ満載の吹替えも話題に。シリーズを追うごとにエスカレートしていく悪ふざけや下ネタで、いまなおファンからの根強い支持を誇っている。

現状、「ビーストウォーズ」との関連も不明なので、ファンとしてはやきもきするところ。SNSでも「日本語吹替版がどうなるか楽しみ!」や「ゴリラなの?ライオンなの?」、「早く続報が知りたい!!」といったコメントが確認できる。ちなみに、新キャラクターのオプティマスプライマルの声は、「ヘルボーイ」シリーズや『パシフィック・リム』(13)のロン・パールマンが務めるとのこと。

■『フラ・フラダンス』に美山加恋&富田望生が出演!

福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンスチーム、通称「フラガール」として活躍する主人公と仲間たちの絆を描く『フラ・フラダンス』。本作の公開日が12月3日(金)に決まり、追加キャストとして美山加恋と富田望生の出演が発表された。

フラガールの新入社員、夏凪日羽が同期や彼女を取り巻く人々とともにダンサーとして成長していく姿を映す本作。主人公の日羽の声を、俳優はもちろん、声優としても「キラキラ☆プリキュアアラモード」などの人気作に出演してきた福原遥が担当する。

日羽の同期となる4人の新人フラガールたちのキャスト情報が明らかとなり、美山がストイックな努力家、鎌倉環奈を演じ、笑顔あふれるムードメーカーの滝川蘭子役を福島県いわき市出身の富田が務める。さらに、ハワイ出身でマイペースなオハナ・カアイフエ役に「アイカツスターズ!」や「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の前田佳織里、踊ることは好きだが笑顔を作るのが苦手な白沢しおん役で「BEATLESS」で声優として本格デビューした陶山恵実里が出演。このほか、俳優の山田裕貴やディーン・フジオカに加えて、舞台である福島県いわき市の市長、清水敏男も声優として参加している。


■『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』が8月27日(金)より劇場公開

人気ゲーム「Fate/stay night」のスピンオフ作の新作映画『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』が、8月27日(金)より劇場公開されることが決定。キービジュアルと栗林みな実が歌う主題歌「Just the truth」を使用した本予告映像も公開された。

本作は魔術礼装のマジカルルビー(声:高野直子)と契約した小学5年生の女の子、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(声:門脇舞以)を主人公とする魔法少女たちの戦いの物語。これまでに、4期にわたるテレビアニメが放送されたほか、劇場版第1作『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』(17)、OVA作品『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』(19)が製作されている。

本作で主題歌を歌う栗林はテレビアニメ2期も担当しており、彼女の歌声に乗せて流れる予告映像は、イリヤたちのさらなる過酷な戦いを予感させ、ドラマチックな展開を想起させる。この楽曲「Just the truth」は映画と同じ8月27日にリリースされるとのこと。

このニュースにファンは、「公開日が決まってテンションが高い私です」や「やったー!8月が楽しみ!」、「起き抜けにすごいの(予告編)を見てしまったな…観に行かなきゃ」といった喜びの声をSNSにアップしている。

このほかでは、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み公開延期となっていた『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の新たな公開日が7月30日(金)に決定。例年のゴールデンウイークではなく、夏休みシーズンでの公開となった。

文/サンクレイオ翼