勇者に選ばれた少年と個性豊かな妖怪たちが巨大な“妖怪獣”に立ち向かう、大人から子どもまでドキドキしながら楽しめる、夏休みにぴったりの映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が8月13日(金)から公開。この連載「妖怪大図鑑」では、本編に登場する妖怪&人間たちを一挙に紹介。映画の予習にはもちろん、映画を観たあとに気になったキャラクターのトリビアまで丸わかり。ちょっとコワくて、どこか憎めない、お気に入りの妖怪を探してみよう!

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、伝説の妖怪ハンターの血を引く気の弱い小学生、渡辺ケイ(寺田心)が廃校の神社で赤いおみくじを引いたことから始まる物語。フォッサマグナから現れた巨大な“妖怪獣”を倒すため、勇者を待ち望む妖怪たちの世界へ導かれていくケイが冒険のなかで出会うのは、見た目も個性も様々な妖怪たち。ケイと妖怪たちは妖怪獣に対抗するため、最終兵器“大魔神”を復活させることに。

■第2回:謎に包まれた妖怪剣士・狐面の女(きつねめんのおんな)

今回紹介する狐面の女は謎多き剣士。“狐”は“狸”と同様に、古くから霊獣として扱われてきた野生動物。人や物に化けたり、幻術を使って人を化かしたり、取り憑いたりすると言われている。また3世紀ごろの中国で記された「玄中記」のなかには、50歳で変化能力を持ち、100歳で美女に化け、1000歳で千里の外のことまで知るようになり天と通じると言われるなど、その妖しげな能力は計り知れない。

杉咲花が演じている本作では、妖怪の世界に迷い込んだケイを厳しく導き、時に守ろうとするメンターとしての役割を担う。弟のダイが夜道怪に連れていかれるのを見て追いかけたケイの前に、狐火と共に出現。弱虫なケイが“破風なき家の子”であると知るも信じきれず、その度胸を試すために一緒に行動しながら次々と試練を与えていく。どうやら過去にケイの先祖である渡辺綱との間になにかがあったようだが…。

お面の下に隠された素顔、そしてその秘められた能力と過去とは…?すべては『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の本編で明らかに!

文/久保田 和馬