10月30日(土)〜11月8日(月)に日比谷、有楽町、銀座地区で開催される「第34回東京国際映画祭」の予告映像が到着。オープニング作品のクリント・イーストウッド監督作『クライ・マッチョ』(2022年1月14日公開)、クロージング作品の『ディア・エヴァン・ハンセン』(11月26日公開)に加え、「ガラ・セレクション」部門で上映される全10作品のラインナップが明らかになった。

これまでの「特別招待作品」部門から名称変更された「ガラ・セレクション」部門では、世界の国際映画祭で注目された話題作や、まだ日本での公開が決まっていない最新作を上映。今年7月に行われた第74回カンヌ国際映画祭からはコンペティション部門で上映されたウェス・アンダーソン監督の『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年公開)、審査員賞を受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の最新作『MEMORIA メモリア』(2022年3月4日公開)。

先ごろ行われた第78回ヴェネチア国際映画祭からは銀獅子賞を受賞したジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(11月よりNetflixにて配信)と、審査員賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ監督の『Hand of God -神の手に触れた日-』(12月よりNetflixにて配信)。そしてアウト・オブ・コンペティションでお披露目されたエドガー・ライト監督の『ラストナイト・イン・ソーホー』(12月公開)。

さらに、第31回東京国際映画祭でコンペティション部門の審査委員長を務めたブリランテ・メンドーサ監督の新作『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』や、ジェシカ・チャスティン主演作『タミー・フェイの瞳』、『ジャッリカットゥ 牛の怒り』(19)のリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督の『チュルリ』、第15回アジア・フィルム・アワードで4部門にノミネートされた香港映画『リンボ』、昨年8月に亡くなったベニー・チャン監督の遺作『Raging Fire(英題)』(12月公開)の計10作品がラインナップ。

今回解禁された予告編は、King Gnuの常田大希率いる音楽プロジェクト「millennium parade」が今年8月にMVを公開した楽曲「Bon Dance」をフェスティバルソングとして使用しているほか、オープニング&クロージング作品に加え「ガラ・セレクション」部門の上映作品のうち9本の映像が登場。映画祭への期待感がますます高まる仕上がりに。

また「ジャパニーズアニメーション」部門において今年3月に逝去したアニメーター、大塚康生のレトロスペクティブや、「2021年、主人公の背負うもの」というテーマのもと最新アニメが描こうとしているものに注目。「特撮」部門では生誕50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズの特集も決定。詳しいラインナップは後日発表。続報に乞うご期待だ。

文/久保田 和馬