9月最後となった25・26日の週末映画動員ランキング。『マスカレード・ナイト』がV2を達成するなか、新作のランクインも目立つ結果となった。

■圧倒的な強さで『マスカレード・ナイト』が2週連続の1位に輝く!

『マスカレード・ナイト』が土日2日間で動員23万9000人、興収3億4800万円をあげ、先週に引き続き2位以下を大きく引き離す圧倒的強さで2週連続の首位に。累計では早くも動員133万人、興収18億円を突破している。

先週3位だった『「劇場版 Free!-the Final Stroke-」前編』も順位をキープ。公開11週目の『竜とそばかすの姫』は4位で、累計で動員451万人、興収62億円となり、5位の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』も累計で動員231万人、興収31億円を記録している。

■『東京リベンジャーズ』が2021年の実写映画No.1に!

さらに、公開12週目にしてトップ10内に君臨する7位の『東京リベンジャーズ』が動員328万人、興収43.8億円を突破。この記録は、『るろうに剣心 最終章 The Final』の43.5億円を上回る数字で、2021年度の実写映画作品で興行収入No.1となった。

No.1達成を記念して『東京リベンジャーズ』のキャスト&監督からのコメントも到着。主演の北村匠海が「実写No.1映画!とても光栄です。僕らが100で作ったものが、120で観てくれる方に届く、こんな幸せなことないです。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを綴ると、共演の山田裕貴も「これからも役を想う、人を想う、俳優、人間になって、この世界を助けることができるような存在になれるよう、精進します」と熱い言葉で今後の意気込みを語っている。

その一方で、吉沢亮からは「DVD、たぶん出るから買ってね!」というユーモラスなメッセージが。続いて、英勉監督も「ホントにたくさんの方に観ていただいて幸せです。日和らず、人を想う心を持ってタケミチとリベンジした甲斐がありました。今後も襟を正して精進します」とコメントし、喜びを表しつつも改めて気を引き締めている。

■新作からは、『総理の夫』に『空白』、『MINAMATA―ミナマタ―』がトップ10入り

新作からは、原田マハの小説を映画化した『総理の夫』が2位に初登場。日本初の女性総理大臣となった妻を中谷美紀が、その夫で鳥オタクの鳥類学者を田中圭が演じ、『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』のヒットも記憶に新しい河合勇人が監督を務めている。

6位には、10月30日(土)〜11月8日(月)で開催される第34回東京国際映画祭での特集上映も決定している吉田恵輔監督の最新作『空白』がランクイン。出演の古田新太、松坂桃李らが初日舞台挨拶を行った新宿ピカデリーをはじめ、池袋のグランドシネマサンシャインやTOHOシネマズ錦糸町など各地で満席回が続出し、23日の公開初日から4日間の累計で動員4万3000人、興収5800万円を記録している。来場者の男女比は6:4で、年齢層は20代〜シニア、1人客から女性複数名、カップルに夫婦と幅広く集客した。

ジョニー・デップが熊本県水俣市の水俣病を世界に向けて報道した伝説の写真家、ユージン・スミスを演じた『MINAMATA―ミナマタ―』も10位でトップ10入り。公開付近にはテレビ朝日「報道ステーション」やNHK「ニュースウォッチ9」、TBS「あさチャン!」、TBS「王様のブランチ」など様々なテレビ番組で取り上げられて話題を呼び、公開初日にはTwitterのトレンド入りも果たしている。SNSでは、「2021年、最もすばらしい映画。こんなにも映画館で涙したのは初めて」や「これほど重厚な作品は久し振りに観た。途中から心が震えて涙があふれてきた」、「ユージンの表現者としての魂に心を鷲掴みにされ、そして揺さぶられまくった」といった絶賛コメントが相次いでいる。

今週末には、度重なる公開延期を経た『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のほか、実在の心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の活躍を描く大ヒットホラーユニバースの最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』、佐藤健と阿部寛が共演した東日本大震災から10年後の仙台で起こった連続殺人事件の真相をめぐるヒューマンミステリー『護られなかった者たちへ』といったタイトルの公開がスタートしている。

文/サンクレイオ翼

※吉田恵輔監督の「吉」は土+口が正式表記