「DVD&動画配信でーた」と連動した連載「彗星のごとく現れる予期せぬトキメキに自由を奪われたいっ」では、私、南沙良がミニシアターを巡り、その劇場の魅力や特徴をみなさんにお伝えします。第15回は東京北区、田端のシネマ・チュプキ・タバタさんにお邪魔しました!

■誰でも同じように映画を楽しめる、ぬくもりあふれる映画館
今回お邪魔したシネマ・チュプキ・タバタは、フリー映画鑑賞推進団体「City Lights」が運営。障害者の方や幼児連れの家族など、誰にでも映画を楽しめる設備が充実した、日本初のユニバーサルシアターとしてオープンしました。19〜24時はシアターレンタルも可能となっています。

劇場は田端駅から歩いて5分ほどのところにある、住宅街の一角にある小さな映画館。代表の平塚さんの「みんなに映画を楽しんでほしい」という想いがいっぱい詰まってます。

劇場は531人の方々の募金によってつくられており、ロビーの天井と壁に広がる葉っぱには、支援者&サポーターの方々のお名前が。館名の“チュプキ”とはアイヌ語で“自然の光”を意味し、ロビーや劇場内は森の中をイメージしたような内装でとっても落ち着きます。障害者も健常者も関係なく、ゆったり映画を楽しめる優しい映画館なんです。

■障害者の方に優しいだけでなく、贅沢な音響システムも!
シネマ・チュプキ・タバタでは、音声ガイドのイヤホンを全席に完備しているほか、耳の聞こえない方でも振動で音を感じられる抱っこスピーカーもあります。

森の中にいるような空間がとっても癒やされますね。座席にはぬいぐるみや、かわいいくまさんのビーズクッションもあり、細かいところまでぬくもりを感じられました。

そして障害者の方に優しいだけではなく、音響はなんと7.2.4ch。空間全体が音に包まれているような、贅沢な映画体験ができるんです。スピーカーの上には鳥の巣があったりして…かわいい。

こちらは親子鑑賞室。完全防音なので赤ちゃんが泣いてしまっても大丈夫!真っ暗な空間や大音量が苦手な方も利用できます。まわりを気にせず映画が楽しめる劇場ってありがたいですよね。

次回は支配人の平塚千穂子さんにお話を伺います。お楽しみに!